2026年度から全国100校を対象に出張授業展開
一般社団法人52Hzが、全国各地の中学・高校に現役の海外大学生を派遣し、無料で出張授業を実施する取り組みを発表しました。このサービスは2026年4月から2027年3月まで実施予定で、学校の事情に応じて実施日や形態が調整されます。
大きな背景には、近年の教育課題があります。国際的なキャリアを目指す生徒が増える一方、地域や学校によって教育資源の差が強く指摘されており、特に地方の生徒たちは進路選択を行う上での情報が不足しています。そのような状況を踏まえ、52Hzでは、将来の進路を見据えたワークショップを通じて生徒たちの視野を広げることを目的としています。
多様な経験を有する参加者
参加するのは、ハーバード大学やミネルバ大学など、海外の各名門大学に通う現役の学生たち。彼らが実体験を交えた話をすることで、若い世代の生徒たちに具体的な進路のイメージを持たせることが狙いです。ワークショップの内容も多岐にわたり、参加する生徒のニーズに合わせてカスタマイズされる予定です。
実施内容の例えば、留学経験を基にした講演や「自己探究」、「進路選択における思考法」などがあり、参加生徒が主体的に考えるきっかけとなることを目指します。また、講演は学年単位やクラス単位での参加も可能で、より多くの生徒にチャンスを提供します。
地域間格差を埋める取組み
52Hzは、地方での教育機会の乏しさを解消するために、全国46都道府県にわたる約1,000名の中高生を支援してきました。多くの学生が「海外大学進学は自分には無理」と感じている現状を改善するため、彼らとの出会いを通じて「自己効力感」を高めることを目指しています。
これまでの先行実証では、高校生から非常にポジティブなフィードバックを得ており、受講した生徒たちからは「海外の大学に行くことが身近に感じられた」といった感想も寄せられています。このような成功事例をさらに拡大し、全国の中高生に向けた無料の出張授業を開始します。
申し込み方法
学校からの申し込みは、指定のGoogleフォームから簡単に行えます。進路指導に悩む教員や保護者からの推薦も歓迎しており、ぜひ多くの生徒にこの機会を提供したいと考えています。詳細な内容や新たに情報を受け取るためにも、53Hzの公式サイトをチェックしてください。
52Hzの展望
企業との連携を強化し、さらなる教育機会の拡充を図る52Hz。今後も主体的に進路選択を行う若者を支援し、地域や学校の枠を超えた教育機会の均等化に向けて羽ばたいていきます。生徒一人一人が未来への道を見出せるよう、不屈の意志で活動を続けていく所存です。