沼津港に新たな観光名所、金目鯛の聖地がオープン
2025年10月、静岡県沼津港に「金目鯛の聖地」をテーマとした複合型観光施設がオープンします。創業から95年以上の歴史を持つ老舗ブランド、株式会社徳造丸によって運営され、この新しい施設には、食、買い物、遊び、寛ぎ、学びの5つの要素を体験できる4つの施設が整備されます。ここでは日本一の水揚げ量を誇る金目鯛と伊豆の伝統料理を全ての感覚で楽しむことができる新名所になることを目指しています。
沼津港の特色と金目鯛の魅力
金目鯛は、その赤い身と豊かな味わいから多くの人に愛されています。特に静岡県は金目鯛の水揚げ量が日本一であり、徳造丸はその誇り高い地域文化と魚食文化を伝える役割を担っています。この複合型施設は、食べるだけでなく、学ぶことができる仕掛けが満載です。
誰でも楽しめる5つの要素
施設は以下のように構成されています:
- - 食: 「金目鯛とくぞう」では、伝統的な金目鯛の煮つけや漁師料理の「てんこ盛り魚屋まかない丼」などが楽しめ、贅沢な金目鯛料理を味わえます。
- - 買: 「徳造丸 海鮮家 直売所」では、秘伝の煮汁やお出汁シリーズをはじめとした多彩な魚介類や地場産の土産品が並び、地域の方々も気軽に利用できる店舗です。
- - 遊: 「海鮮スタンド 魚々串」では、焼きたて・揚げたての金目鯛料理が楽しめ、観光の楽しさを倍増させる食べ歩き体験が提供されます。
- - 寛: 金目鯛広場には大型オブジェやベンチが設置されており、家族や友人との交流の場となることでしょう。
- - 学: 沼津 徳造丸水産では、魚の加工過程を見学できるだけでなく、食育体験も行われます。このように、学ぶ楽しさも同時に提供されます。
開業の目的と理念
この新施設の開業には、地域の観光誘致や地場産業の活性化、さらには伊豆の食文化の継承が目指されています。「旅 × 食 × 教育 × 地域ブランド」をテーマにしており、訪れる人々に深い体験を提供することが期待されています。
「金目鯛は我々の郷土の象徴です。この場所で食べるだけでなく、学び、地域の文化を知ってもらいたい」と代表取締役の鈴木基史氏は語ります。
アクセス情報
- - 開業日: 2025年10月予定
- - アクセス: JR沼津駅から徒歩約15分、東名沼津ICからは車で約20分の便利な立地です。
新しい観光名所としての「金目鯛の聖地」が、地域貢献と日本の魚食文化の発展に寄与することを期待しています。是非、オープン後はこの素晴らしい体験を味わいに足を運んでみてください。