大分県別府市で高校生が新たな挑戦!「イノウキャンプ」の全貌
大分県別府市で、未来のリーダーたる高校生たちが独自の発想を育むための宿泊プログラム「イノウキャンプ」が実施されます。このプロジェクトは、株式会社ディック学園と株式会社花形、立命館アジア太平洋大学(APU)が共同で行うもので、参加者は4日間にわたってフィールドワークやグループアクティビティを通じて、新たなまちづくりの提案を行います。ここで求められるのは、明確な答えが存在しない課題へのアプローチです。
イノウキャンプとは
「イノウキャンプ」は、2022年に始まったプロジェクトで、高校生たちが地域に滞在し、そこで得た体験をもとに一つの成果物を生み出すことを目的としています。このプログラムは、「伊能忠敬」にインスパイアを受け、参加者が地元を歩いて得た知見と経験を通じて新しい視点を持つ力を育成するものです。来るプログラムでは、参加者はAPU生とともにフィールドワークを行い、最終日は100年後の未来の別府市についての成果物をプレゼンテーションする機会が設けられています。
なぜ高校生に「正解のない答え」が求められるのか
ここ数年、特に2020年の大学入試改革以降、大学への入学者数が変化しています。総合型選抜と学校推薦型選抜による入学者数が増え、特に総合型選抜は重要視されています。この選抜方法は、知識や技能だけでなく、思考力、判断力、表現力、主体性、協働性といった力も評価の基準となり、複雑な問題解決能力が求められています。
高校生たちが「正解のない答え」を追求する力を育てることは、今後の社会で成功する上で非常に重要です。イノウキャンプでは、フィールドワークやグループ活動を通じて、創造的な問題解決能力を養うことを目的としています。
プログラムの詳細
「イノウキャンプ」は、2025年の5月3日から6日までの3泊4日の日程で開催されます。参加費は高校3年生が48,000円(税込)、高校1・2年生が39,000円(税込)で、移動費や食費は別途必要です。プログラムの特徴は、参加者が他の高校生との交流を通じて自己理解や協働力を高め、新たな価値観を身につけつつ、実際にまちづくりに関わる貴重な体験を得られることです。
主なプログラム内容には、チームビルディング、別府市内でのフィールドワーク、中間発表と最終発表が含まれています。全ての活動は日本語で行われ、本プログラムは対面で開催されます。
参加申し込みは、公式サイトから可能で、締切は2025年4月3日となっています。興味のある高校生や保護者の方々は、参加を検討されることをおすすめします。
お問い合わせ先
イノウキャンプに関する詳細については、立命館アジア太平洋大学アドミッションズ・オフィスに直接お問い合わください。また、取材に関するお問い合わせは株式会社花形の広報担当までお気軽にどうぞ。新しい学びの場で、高校生たちが未来を創造する姿を見守りたいですね。
- 株式会社ディック学園, 株式会社花形, 立命館アジア太平洋大学による共同プロジェクト