独身者の生活実態
2025-07-28 11:13:24

40代・50代の独身者が語る暮らしの実態と意識調査

40代・50代の独身者の生活事情に迫る



首都圏に住む独身の40代・50代を対象にした生活事情に関するアンケートが、株式会社FJネクストホールディングスによって実施されました。これまで20代や30代のひとり暮らしに関する調査が多かった中、今回の調査は「就職氷河期世代」または「ロスジェネ世代」に焦点を当て、彼らの生活の実態や意識を把握しようとするものでした。

調査概要



  • - 調査期間: 2025年6月13日~15日
  • - 調査方法: インターネット調査を通じて
  • - 調査対象: 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県在住の独身・ひとり暮らしの男女400人

夕食の割合と自炊の実態



調査の結果、40代・50代のひとり暮らしの人々は、夕食を自宅でとる割合が非常に高いことが示されました。「毎日自宅で夕食をとる」が58.5%、また「週5日以上」が79.1%という結果に。これは、特に最近の在宅勤務の普及が影響していると考えられます。さらに、自炊を選ぶ人が多く、全体の60.4%が自炊派であることがわかりました。特に女性においては、67.0%が自炊を行っているというデータが印象的でした。

健康意識と備え



病気やケガに備えて、自宅に常備しているものは「マスク」「体温計」「絆創膏」がランクインしました。特に「マスク」は74.3%の人が常備しているとのこと。コロナ禍を経て、健康意識が高まったことが反映されています。また、健康を維持するために実践していることには「手洗い・うがい」が66.3%でトップに立ち、次いで「十分な睡眠」や「栄養のある食事」が続きました。

生活における経済状況



ひと月のお小遣いについては、3万円から5万円の層が多く、平均は43,000円。この金額は20代・30代に比べて若干“低予算”という結果が出ています。また貯金に関しては、「2,000万円以上」が14.5%という中、33.5%の人が「貯金はしていない」と回答し、生活水準に明確な格差が見られる結果となりました。人々は特に老後への備えに意識を向けているようです。

投資に関する意識



昨今の投資ブームにもかかわらず、30%以上の人が「投資をしていない」と回答しました。「老後の備え」を目的にしている人が61.8%を占め、年金制度不安が影響していることが透けて見えます。また、部屋探しにおいては、家賃重視派が約7割を占め、物価高や家賃上昇が続く中で、実際の経済状況がどう暮らしに影響しているのかが伺えます。

セキュリティ意識の高まり



セキュリティについては、モニター付インターフォンやドアチェーン、オートロックといった設備が好まれ、特に女性は安全を意識している傾向が見られます。このあたりも、高齢化と共に重要視されるポイントになってきたのでしょう。

まとめ



今回の調査から見えるのは、40代・50代の独身者がどのように暮らし、何を意識しているのかということです。自分でコントロールできる健康的な食生活や、老後の備えに向けた貯蓄志向が鮮明になっています。これからの時代に、この世代がどのような新しい生活を築いていくのか、今後も注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
株式会社FJネクストホールディングス
住所
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。