使いやすさが進化した特定小電力中継器「UBZ-R51」
株式会社JVCケンウッドが、人気のKENWOODブランド“DEMITOSS(デミトス)”シリーズから新しい特定小電力中継器「UBZ-R51」を発表しました。この新モデルは、特定小電力トランシーバーの通信距離を大幅に拡張する機能を備えており、多層階ビルや大型商業施設での使用に最適です。12月上旬からの発売が予定されています。
主な特徴と魅力
「UBZ-R51」は、最大6台までをLANケーブルで接続することができるため、通信範囲が大幅に広がります。これにより、広大なスペースを有するビジネス環境でも、安定した通信が可能となります。また、フルドット液晶画面を採用し、視認性が高まったことで操作もしやすくなりました。
LAN接続+PC一括設定
LAN接続を行うことで、PC画面上での一括設定が可能です。これにより、従来の手作業での設定から解放され、効率的に中継器の設定が行えます。また、設置時にクイックに設定を行いたいユーザーには嬉しいポイントです。特に多層階のビルでは詳細な設定が求められるケースが多いため、PCから管理しやすいことは大きなメリットと言えます。
ベースステーションとしての活用
本機は中継器としてだけではなく、設置型の基地局としても利用可能です。デスクや壁に設置することで、他の特定小電力トランシーバーと通信するベースステーションとして運用でき、事務所でのスタッフ管理や緊急連絡用にも役立ちます。
よりスムーズな通話を実現
さらに、音声遅延を軽減するための「ファストモード」や、送信出力を1mWに切り替える機能もあり、業務用としても安心して利用いただけます。通話時のトラブルを避ける「グループ番号不一致通知」も装備しているため、安心して通話を行えます。
環境にも配慮
最新モデルでは、開発時から環境への配慮も忘れておらず、再生可能資材を使用したパッケージングが施されています。ブランドとしての責任を果たしつつ、ユーザーに広く受け入れてもらえる製品を目指す姿勢が伺えます。
使い勝手と豊富な機能
「UBZ-R51」は、小型でスタイリッシュなデザインも特徴の一つです。背面に配線をまとめることで、スッキリとしたプレゼンテーションが実現され、どんな環境にもマッチします。電源はACとバッテリーの2方式に対応し、停電などの状況下でも安心して通信が続けられることが嬉しいポイントです。
まとめ
特定小電力中継器「UBZ-R51」は、ビジネスシーンでの通信をスムーズにするための新たな選択肢を提供します。多層階における快適なコミュニケーション手段として、ぜひその導入を検討してみてください。JVCケンウッドの“DEMITOSS”シリーズは、より多くのニーズに応えられる製品展開を進めていますので、今後のフルラインアップにも期待が寄せられています。