地域活性化を目指す
2024-12-13 10:41:58

千葉商業高校が地域活性化を目指しアントレ教育を実施した成果

千葉商業高校の挑戦



千葉商業高校は、地域活性化に向けたアントレプレナーシップ教育を実施しました。2024年10月29日、11月5日、11月12日の3日間、千葉大学の協力を得て、「総合的な探究の時間」と「ロングホームルーム」が展開されました。このプログラムでは、全学年約300名の生徒が参加し、千葉公園をテーマにしたビジネスアイデアを考案しました。

アントレ教育の意義



この取り組みは、文部科学省が推進する「EDGE-PRIME Initiative」に基づき、千葉大学が高校生に向けた起業家精神教育の普及を目指したものです。スタートアップ・ラボは、高校生向けに特化した教材を開発し、授業での実践を重視しています。生徒たちは、実際のビジネスプランの基礎を学び、グループに分かれて千葉公園に関連する事業アイデアを創出しました。

発表されたアイデアたち



発表では、さまざまなユニークなアイデアが飛び出しました。生徒たちは、千葉公園の自然環境や地域資源を生かした提案を行い、「光の映画祭」や「人力車ツアー」など、多岐にわたるクリエイティブな案を発表しました。発表後、ゲスト講師らからは「地域社会との連携が盛り込まれていて素晴らしい」と高く評価される一方、実現可能性を意識した具体的なアドバイスも送られました。これは、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。

大学生の支援



授業には、千葉大学法政経学部4年生の廣瀬桐子さんが授業補助スタッフとして参加。自身もイノベーションやアントレプレナーシップに関心を持つ彼女は、高校生への指導を通じて、自らのマインドを育む貴重な体験を得ました。スタートアップ・ラボは今後も地域に根差したアントレプレナーシップの醸成に向けて活動を続けていく意向を示しています。

当日の様子



授業では、大川教諭(千葉商業高校)、小牧氏(千葉大学)、大岩氏(千葉公園子どもの文化振興実行委員会委員長)などの専門家が生徒たちの発表を聞きました。中でも、最優秀グループに選ばれた生徒たちの発表は特に素晴らしかったと評判です。教室は熱気に満ち、講師陣からのフィードバックが生徒たちの心に響く時間となりました。

この取り組みを通じて、千葉商業高校の生徒たちは地域に対する新たなアイデアを得るとともに、アントレプレナーとしての視点を養い、将来に向けた貴重な経験を得たことでしょう。これからの活動が、地域活性化にどのように寄与するか、今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

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