和食とワインのマリアージュ！GI山梨ワイン10周年記念イベント開催

和食とワインのマリアージュ！GI山梨ワイン10周年記念イベントレポート

2024年3月22日、東京マリオットホテルにて、「GI山梨ワイン10周年記念イベント」が開催されました。本イベントの目玉は、老舗日本料理店「日本橋ゆかり」三代目料理長、野永喜三夫氏考案の和食と甲州ワインのペアリング。7種類の甲州ワインと、茶碗蒸し、鯛のあられ揚げ、富士サーモンの和え物など6種類の和食が絶妙にマッチした、まさにマリアージュを体験できるプログラムでした。

厳選された甲州ワインと和食のハーモニー

ペアリングに使用されたワインは、ルミエール、シャトー酒折、勝沼醸造、メルシャン、丸藤葡萄酒工業、サントリー、マンズワインなど、山梨を代表するワイナリーからセレクトされた7種類。それぞれのワインの特徴に合わせた和食との組み合わせは、来場者から絶賛の声が上がっていました。特に、茶碗蒸しに粉チーズをかけた「ニュー和食」は、ワインとの相性の良さと斬新な発想が話題を呼びました。野永氏は、「日本酒が主流の和食に、甲州ワインの繊細な味わいを加えることで、新たな魅力を発見できる」と語っていました。

山梨ワイナリーとの交流会も盛況

ペアリング体験後には、山梨のワイナリー18社が参加する交流会が開催されました。アサヤワイナリー、ALPS WINE、勝沼醸造、錦城葡萄酒、グランポレール勝沼ワイナリーなど、多くのワイナリーが試飲ブースを出展。来場者は、ワイナリー関係者と直接交流しながら、各ワイナリーの個性豊かな甲州ワインを堪能していました。活気あふれる会場は、山梨ワインの魅力を改めて体感できる場となっていました。

豪華パネリストによるパネルディスカッション

イベントでは、ソムリエ、ワイナリー所長、観光推進機構理事長、そして野永氏をパネリストに迎え、後藤奈美氏をモデレーターとしたパネルディスカッションも開催されました。各分野の専門家による深い議論は、参加者に多くの刺激を与えました。GI山梨ワインの未来や、和食との更なる可能性について活発な意見交換が行われ、イベントを盛り上げました。

イベント概要

開催日: 2024年3月22日(金)
時間: 13時～16時
会場: 東京マリオットホテルザ・ゴテンヤマボールルーム
参加費: 無料
主催: 東京国税局
協力: 山梨県ワイン酒造組合、株式会社ケィビープランニングインターナショナル

本イベントは、飲食関係者や報道関係者向けの無料イベントでしたが、和食とワインの新たな魅力を発見できる貴重な機会となりました。山梨県産の甲州ワインの魅力を再認識し、その可能性に期待が高まる、盛況のうちに幕を閉じました。

まとめ

今回のGI山梨ワイン10周年記念イベントは、和食と甲州ワインの素晴らしいマリアージュを体験できる、充実した内容でした。山梨のワイナリー各社の熱意と、野永氏をはじめとする専門家たちの見識に触れることができ、参加者にとって記憶に残る一日となったことでしょう。今後、和食とワインのペアリングがさらに発展し、新たな食文化を創造していくことに期待が高まります。

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