上半期エンタメランキング
2014-06-03 14:52:19

2014年上半期のエンタメヒットが明らかに!注目作品ランキングを発表

2014年上半期ヒットランキングを振り返る



日経BP社が発行する流行情報誌『日経エンタテインメント!』が、2014年上半期のヒットランキングを発表しました。今回は、テレビ、映画、音楽、本、ゲームなど、ジャンルを問わず、売上や視聴率、興行収入に加え、社会での話題性や新規性を考慮した結果が掲載されています。

2014年のエンタメトレンド



昨年も『半沢直樹』や『あまちゃん』といったドラマが大ヒットを記録しましたが、今年は大ヒット映画『アナと雪の女王』の存在が非常に目立ちます。この作品の影響で、映画業界全体が活気づいて行く様子が伺えます。

特に、経済回復の兆しと合わせて、日本全体に明るさと開放感が広がっているのを反映しているのか、エンターテインメント全体が前向きで、明るい内容にシフトしているようです。

上位10作品の概要



1位:アナと雪の女王



国内の興行収入は200億円を超え、歴代第3位の記録的なヒットを樹立しました。サウンドトラックやグッズも大好評で、特に松たか子や神田沙也加が歌う劇中歌『レット・イット・ゴー』は大ヒット。さらに、人気キャラクターのオラフが好評で、関連商品も売れ行き好調です。

2位:笑っていいとも!



約32年の長い歴史に幕を下ろしたタモリのバラエティ番組が最終的に高視聴率を記録。安倍首相をはじめとするゲスト出演や、数々のサプライズ演出が視聴者の注目を集め、タモリ関連の書籍もベストセラーに。

3位:ごちそうさん、花子とアン



NHKの連続テレビ小説作品が人気を博しており、共に高い視聴率を維持。『ごちそうさん』の嫁いびりや『花子とアン』のオマージュ場面など、視聴者の興味を引く要素が多く話題となっています。

4位:永遠の0



戦争をテーマにした映画が87億円を超える興行収入を記録し、若い世代の支持も集めました。大ヒット作『アナと雪の女王』に次ぐ人気です。

5位:村上海賊の娘



戦国時代を背景にした歴史小説が話題を呼び、本屋大賞を受賞。また、特に男性だけでなく、女性ファンの支持も得たことでベストセラーに。

6位:ものまねメイク



お手軽に有名人の貌に近づけるメイク術が若い女性の間で流行。ブログを通じて成長した「ざわちん」はこの現象の牽引者となりました。

7位:ビリギャル



女子高生の成長物語が描かれたドキュメンタリー本が支持を受け、35万部を超える大ヒットに。教育方針の新しさが評価されています。

8位:ディズニー ツムツム



LINEで遊べるカジュアルゲームが大ヒット。人気キャラを使用したシンプルなパズルで、早々に1000万ダウンロードを達成しました。

9位:妖怪ウォッチ



不思議な時計で妖怪が見える少年の冒険が描かれ、言わずと知れた人気を集める作品。ゲームやアニメ、音楽メディアなどでもブームが形成されています。

10位:ワン・ダイレクション



英国出身の人気ボーイズグループが日本での知名度をさらに広げ、CM出演を通じて親しみやすい形でファンを増やしている状況です。

まとめ



上半期のヒット作品に共通するのは、「伝統と新たな挑戦の融合」。例えば、『アナと雪の女王』はディズニーアニメの伝統を踏まえつつも、革新的な要素を取り入れた作りとなっています。長寿番組『笑っていいとも!』も、最後まで新たな挑戦を続けた印象があります。

このように、両者をうまくバランスさせたエンタテインメントが、今年上半期の大きなブームを生み出しました。2014年のヒット作品が描くトレンドは、今後さらに注目されるでしょう。

詳しいヒットランキングの内容は、日経エンタテインメント!の2014年7月号で特集されています。

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会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区白金1-17-3NBFプラチナタワー
電話番号
03-6811-3000

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