サイバーリンクの新技術、Knoctoi Liteに搭載
台湾に本社を置くサイバーリンク株式会社は、最新のAI顔認証技術を駆使した新型顔認証端末「Knoctoi Lite(ノクトアライト)」の開発を発表しました。この端末には、サイバーリンクの実績ある顔認証エンジン「FaceMe®」が搭載されており、その性能は従来のモデルを大きく超えたものとなっています。
Knoctoi Liteの特長
この新型端末は、従来の「Knoctoi Standard(ノクトアスタンダード)」と同等の高い認証精度を維持しつつ、驚くほどの小型・軽量化を実現しました。サイズはW135mm×H135mm×D34mm、重さ約370gというコンパクトな設計です。これにより、様々な空間にスムーズに設置できるようになりました。
安全性と認証の強化
Knoctoi Liteは、顔認証だけでなくICカード認証との二要素認証にも対応。これにより、セキュリティが一層強化され、安心して使用できる設計となっています。さらに、IRカメラを搭載しており、マスクやメガネを着用していても高精度に認証が行えるため、利用シーンを選びません。
高スピードの認証処理
この端末が持つAI顔認証エンジン「FaceMe®」は、米国国立標準技術研究所(NIST)での評価でも高い認証精度を誇ります。0.2秒という高速認証が特徴であり、迅速な入退室管理が可能です。
外部連携の充実
Knoctoi Liteは多様な外部機器との連携が可能で、オフィスや施設内のセキュリティエリアにおけるドア開閉管理にも対応しています。これにより、効率的かつ安全なシステムの構築が実現します。
パートナーシップの重要性
宮川製作所の三井真一氏は、「新型端末にFaceMe®を搭載したことで、素晴らしい体験を提供できると確信しています」とコメント。サイバーリンクのヒルダ・ペン氏も、「FaceMe®の採用を通じて、ユーザーに更なる価値を提供していきたい」と述べており、両社の緊密な連携が強調されています。
宮川製作所とサイバーリンクの紹介
株式会社宮川製作所は1939年に設立され、通信技術や制御技術において数多くの実績を持つ企業です。近年ではRFIDや個人認証端末を活用したソリューションを展開しています。サイバーリンクは1996年に設立され、AI顔認証技術やマルチメディアソフトウェアのリーダーとしての地位を確立しています。両社の共同開発により、私たちの生活はより安全で便利に変わろうとしています。
新しいKnoctoi Liteによって、私たちの生活はさらに安全となり、技術の進歩がもたらす未来を感じられるでしょう。次世代の顔認証技術が登場し、私たちの生活に変革をもたらすことに期待が高まります。