三菱UFJキャピタル株式会社は、同社が運営するファンド「三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合」を通じて、宇宙用ロボットを開発するGITAI USA Inc.に追加出資を行いました。
GITAI USA Inc.は、宇宙における作業を安全かつ安価に行うためのロボット技術開発を専門とするスタートアップ企業です。同社は、軌道上サービス用のロボット衛星、月面探査機、インチワーム型ロボットアームなどの開発を進めており、すでにNASAやDARPA(米国国防高等研究計画局)が主導するプロジェクトを受注・採択されています。
三菱UFJキャピタルは、GITAI USA Inc.が展開する軌道上サービス領域と月面インフラ建設領域に高い成長性を見込んでいます。同社は、初回出資後もISS船外実証の成功、NASA・DARPAプロジェクトへの採択、米国企業へのインバージョン、製造拠点の拡張など、数々の実績を積み重ねてきました。
三菱UFJキャピタルは、今回の追加出資によって、GITAI USA Inc.が宇宙開発におけるリーディングカンパニーとなることを期待しています。今後も、MUFGのリソースを活用し、同社の「宇宙での作業コストを100分の1にする」というミッションの実現に向けて支援を続けていくとのことです。
GITAI USA Inc.は、宇宙開発における革新的な技術を開発し、人類の宇宙進出を加速させる重要な役割を担っています。三菱UFJキャピタルの今回の追加出資は、同社の更なる発展を後押しし、宇宙開発の未来を明るく照らすものと期待されています。