新ものづくり研究会委員選出
2013-10-30 11:30:10

中小企業代表が経済産業省「新ものづくり研究会」委員に選出!3Dプリンタ技術革新の未来を担う

中小企業の代表が経済産業省の研究会委員に選出



神奈川県横浜市に拠点を置く株式会社ジェイ・エム・シーの代表取締役、渡邊大知氏が、経済産業省が主催する「新ものづくり研究会」の委員に選出されました。この研究会は、3Dプリンターなどの新技術やデジタル化の進展による産業構造の変化を多角的に分析し、日本のものづくりにおける新たな潮流を探ることを目的としています。

12名からなる委員の中で、渡邊氏は唯一の中小製造業代表として参加。その選出は、中小企業が日本のものづくりにおいて重要な役割を担っていることを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。

3Dプリンタ技術と日本のものづくり



日本の製造業は長年「メイド・イン・ジャパン」として世界をリードしてきましたが、近年は国際競争力の低下が懸念されています。その原因の一つとして、IT革命におけるデジタル化への対応の遅れが挙げられます。

しかし、3Dプリンタの登場は、ものづくりにおけるプロセスと製品に革命を起こす可能性を秘めています。デジタルデータから直接造形物を生み出す技術は、デジタルファブリケーション技術を飛躍的に進歩させ、製造業の在り方や社会全体に大きな変革をもたらすでしょう。

研究会の目的と今後の展望



「新ものづくり研究会」は、企業戦略、必要とされる人材像、知的財産制度の整備など、多様な視点から議論を進め、日本企業の競争力強化を目指しています。政府への提言や政策立案にも繋がる重要な研究会であり、その成果は今後の日本のものづくり政策に大きく影響を与えるでしょう。

渡邊大知氏の経歴と株式会社ジェイ・エム・シー



渡邊氏は、プロボクサーとしての経験を持つ異色の経歴を持ちます。その後、家業である株式会社ジェイ・エム・シーに入社。3Dプリンタ黎明期から携わり、長年の経験と深い知識を有する専門家として知られています。

株式会社ジェイ・エム・シーは、アルミ鋳造やマグネシウム鋳造、光造形、医療モデル作成など、幅広い事業を展開する企業です。ベンチャーキャピタルからの資金調達など、先進的な経営手法も取り入れるなど、中小企業ながら革新的な取り組みを続ける企業として注目されています。

まとめ



渡邊氏と株式会社ジェイ・エム・シーの活躍は、日本のものづくりにおける中小企業の可能性を示すものです。今回の委員選出を機に、3Dプリンタ技術を軸とした革新が、日本の製造業の国際競争力強化に大きく貢献することが期待されます。今後の研究会の活動と、渡邊氏の活躍に注目していきましょう。

会社情報

会社名
株式会社JMC
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1階
電話番号
045-477-5757

トピックス(経済)

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