短距離レースでの勝者はこの馬だ!スピードの真実を解明する
競馬において、短距離戦(おもに芝・ダートの1200m以下)の魅力は、スピードとスリルに詰まっています。レースの勝者を決定づける要素は多々ありますが、その中でも特に注目されるべきなのは「前半3ハロン」のタイムです。残念ながら、JRA(日本中央競馬会)では公式に発表されるのは後半600m分のタイムのみで、これは大きな情報の欠落を意味します。しかし、その「前半3ハロン」のタイムを捉え、その重要性を明らかにする方法が発見されたのです。
スピード能力の真実
短距離戦での勝負は、スピード能力が鍵を握ります。スピードを測るためのデータ)「前半3ハロン」はレース開始直後のスピードを示します。この情報を元に馬の実力を的確に分析することで、今まで見落とされていたスピードスターを見つけ出すことが可能になります。
本書『短距離特化馬券術スピードスター』では、芝とダートの短距離19コースの特性を公開し、さらなる好走のゾーンを明らかにしています。単に瞬発力のある馬だけではなく、それぞれのトラックの特性も考慮しなければなりません。これにより、どの馬が実際にレースで勝利する可能性が高いのかが見えてくるのです。
実践の成功例
著者・中山カルタは、実際にこの手法を用いた結果、多くの驚くべき成績を収めています。2024年の夏におこなった実践では、北九州記念(小倉芝1200m)の16番人気「モズメイメイ」が3着、函館芝1200mのUHB杯で10番人気「マメコ」が見事に1着を獲得。そのほかにも、立待岬特別(函館芝1200m)で11番人気の「ジョリダム」が2着、函館2歳ステークスでは8番人気の「ニシノラヴァンダ」が2着という結果を出しています。これらの『非常識な穴馬』たちが浮上した理由は、まさに「前半3ハロン」の重要性にあるのです。
書籍の内容構成
本書は以下のような内容になっています:
- - 第1章:短距離特化馬券術【スピードスター】。前半3ハロンに潜む金脈を探る。
- - 第2章:無印馬が驚異的な成績を叩き出す、その実情を解説。
- - 第3章:前半3ハロンとコース特性を組み合わせた好走ゾーンを明らかにし、次に買える馬を見つけ出す方法。
著者は1977年生まれ。2010年頃から競馬関係者へのインタビュー記事を手掛け、以来数多くの競馬ムックに関わってきました。その独特な視点から、彼が切り開く競馬の新しい世界は、読者にとっても新発見の連続となることでしょう。
『短距離特化馬券術スピードスター』は、競馬ファンにとって必須の一冊となるでしょう。2040年8月27日の発売を予定しており、書店やオンラインでの購入が可能です。
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