スペラファーマ、大幅な採用業務効率化を実現するためのシステム導入

スペラファーマが採用管理システムsonar ATSを導入

医薬品の研究開発を手掛けるスペラファーマ株式会社が、新たに採用管理システム「sonar ATS」を導入したことを発表しました。これは、採用業務の効率化と候補者エンゲージメントの向上を目指したものです。

スペラファーマとは

スペラファーマ株式会社は、2017年に設立された企業で、武田薬品工業のCMC関連事業がスピンアウトして誕生しました。現在はアステナホールディングス株式会社のファインケミカル事業において、CDMO（医薬品開発製造受託機関）として中核を担い、医薬品開発の初期から承認申請に至るまで、原薬プロセス開発や製剤処方設計といった一連のCMC業務をワンストップで提供しています。

スペラファーマが求める人材像

同社が採用を進めるにあたり、期待する人物像は非常に明確です。スペラファーマでは、業務に対する強い当事者意識や成長意欲、そして「素直さと謙虚さを持ち、真摯に取り組む力」を求めています。特に研究部門では、研究者として活躍したいという強い意志を持つ人材が必要とされています。このような人材を引き寄せるために「sonar ATS」の導入を決定したのです。

sonar ATSの導入背景

スペラファーマの採用担当者によると、これまでの採用活動には多くの課題があったといいます。特に、各種募集媒体や適性検査とのデータ連携に手間がかかり、効率的な運用がなかなか実現できていませんでした。選考フローの設計も複雑化しており、運用に工夫が求められていました。

これに対し、sonar ATSは次のような利点を持っています。

- 操作性と使いやすさ：直感的に利用できる設計。
- 複数年度の同時管理：例えば26卒内定者や27卒本選考、28卒インターンなどの同時管理が可能。
- 柔軟な選考フロー設定：選考フローを自由にカスタマイズできる。
- 各種HRサービスとの連携：LINEやGoogleカレンダーなど、既存のツールと連携が可能。

これらの機能により、スペラファーマは応募管理や候補者管理にかかる工数を削減し、候補者との関係構築を一層強化する方針です。

採用活動の次のステップ

sonar ATSを導入したことで、同社は応募者管理や候補者管理の工数削減を効果的に進めることができ、エンゲージメント向上への施策を積極的に進められることを期待しています。さらに、エントリーフォームや求人ページの作成・公開、WEB面接の設置など、デジタル化による新しい採用活動の実現を目指しています。