おおさきピッチ2025
2025-12-04 16:25:43

地域の資源とスタートアップが融合するおおさきピッチ2025開催報告

おおさきオープンイノベーションピッチ2025の成功事例



2025年11月27日、大崎市で開催された「おおさきオープンイノベーションピッチ2025」は、地域の資源とスタートアップの出会いをテーマにした年次イベントで、テクノロジー、観光、デジタルトランスフォーメーション(DX)など多様な分野の企業が集まりました。各社が自らのビジョンやプロジェクトを発表し、その成果を競い合う活気あふれる空間が生まれました。

大きな成長を見せたエントリー数



今年のエントリー数は77社に達し、昨年の50社を大きく上回る結果となりました。この増加は業種の幅が広がったことを示しており、新たな参加者も多く見受けられました。また、会場には多くの観客が集まり、発表を聞き入る熱気が漂いました。参加者間のネットワーキングも活発で、各社の展示ブースでは直接の対話が行われています。

審査員団の充実



今回のピッチでは、各分野の専門家から構成された審査員団が審査を担当しました。一般社団法人おおさき産業推進機構の理事長である掘切川一男氏を始め、地域開発部長の鈴木恭子氏など、多彩なバックグラウンドを持つ審査員が揃い、質の高い審査が行われました。

受賞企業の発表



厳選な審査の結果、以下の企業が受賞しました。
  • - 最優秀賞: Omiisay株式会社(「こけしと漆器が紡ぐジャパニーズクラフトラグジュアリー」)
  • - 市長賞: Roly-poly Organics株式会社(「ダンゴムシが創る循環型社会」)
  • - NTT東日本賞: 株式会社KAMAMESHI(「設備故障から製造業を救うDXプラットフォーム」)
  • - 特別賞: 学校法人三幸学園(「目指せ『若者が集まる街・大崎』!」)
  • - オーディエンス賞: 株式会社manaby alt(「日本一障害者が活躍できる街『大崎市』へ」)

受賞者たちは、今後のビジネス展開に向けて新たな期待を抱いています。

ファイナリストの活躍



今年のファイナリストには、地域の魅力を生かした取り組みが多く含まれており、観光振興、地域おこし、若者のインターンシッププロジェクトなどが挙げられます。特に、STAR FORESTという企画は、大崎市の星空を利用した観光振興活動であることから、地域の特色を生かした意外性のあるアイディアとして注目されています。

トークセッションでの知見の共有



ピッチイベントに加え、特別セッションとして協業や共創の事例が紹介されました。特に、昨年登壇した企業のその後の成長や大崎市との連携によって生まれた新プロジェクトが紹介され、地域活性化の未来に対する期待が高まりました。
大企業とスタートアップが協力することで実現した地域振興のモデルが示され、参加者は刺激を受けました。

今後の展望



一般社団法人おおさき産業推進機構は、現ファイナリストや去年の受賞者を引き続き支援し、地域のビジネスプランコンテストなどの取り組みを推進していく予定です。興味を持つ企業や個人には、ぜひ参加を呼びかけており、地域の経済発展に寄与していくことが目標です。

このイベントを通じて、大崎市の未来に向けた新たなビジネスの可能性が広がることを期待しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人おおさき産業推進機構
住所
宮城県大崎市古川駅前大通一丁目5番18号ふるさとプラザ1階
電話番号
0229-24-2230

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