奥州の黒石寺蘇民祭が新たな試みを開始
奥州市で行われる「黒石寺蘇民祭」において、今年は参加者が祭りを深く体験できる新しいプログラムが実施されます。このイベントは「Ma-tourism in 0shu2017」と題され、3年連続で実施されることになりました。主催は、一般社団法人マツリズムで、地域住民や黒石寺の青年部との協力のもとに展開されます。
プログラムの内容
本企画は以下の4つの段階で構成されています:
1.
祭を学ぶ
2.
祭の準備をする
3.
祭を体験/地域を知る
4.
祭を日常に繋げる
東京で行われる事前講習を受けた参加者は、1週間にわたり精進を行い、その後黒石寺蘇民祭の争奪戦に挑むことになります。祭り終了後には、奥州市の観光やU/Iターン者との交流も企画されており、地方暮らしを体験する機会も設けられています。
参加者の対象と条件
今回のプログラムには、以下の条件に当てはまる40代以下の健康な男女が参加可能です:
- - キャリアや恋愛に閉塞感を感じ、それを打破したい方
- - 従来の旅行や簡単な体験に物足りなさを感じている方
- - 知識だけでなく、人間としての「生き抜く力」を高めたい方
- - 地方での暮らしに興味があり、実際に経験してみたい方
女性の祭参加は限定的なため、事前に確認が必要です。
実施日と定員
このプログラムは、2月3日(金)から2月5日(日)までの期間に行われます。
- - 場所: 岩手県奥州市水沢地区(JR水沢江刺駅)
- - 定員: 10名(最小催行人数5名)
- - 参加条件: 祭の1週間前から肉や魚を絶つ精進を行うことが条件です。
講師陣と学びの内容
東京での事前講習会には、黒石寺の僧侶や料理研究家が講師として出席し、参加者に蘇民祭や奥州市の文化、精進料理について教えます。これにより、参加者は祭の背景や地域の文化を深く理解し、自らの体験をより豊かなものにすることができます。
終わりに
この新たな体験型企画は、イベントを通じて地域の魅力を発見し、参加者自身の人生の選択肢を広げる素晴らしい機会です。地方での生活に興味がある方や非日常の体験を求めている方は、ぜひご参加ください。さらに詳細や申し込みは、一般社団法人マツリズムのウェブサイトを訪れて確認してください。