新たな森林管理を目指す王子グループ
王子ホールディングス株式会社とその関連会社、株式会社森未来は、持続可能な森林経営を推進するための新たな取り組み「保持林業」を映像化しました。このプロジェクトの目的は、単に木材を生産することだけではなく、森林の持つ生態系や生物多様性の価値を広く知ってもらうことです。
保持林業の背景と意義
王子グループは日本国内外で約64万ヘクタールの森林を所有しており、1930年代から続く「木を使うものには木を植える義務がある」という理念を大切にしています。この理念の下、「持続可能な森林」を目指し、生態系の保全と木材生産を両立させることを目指しています。
保持林業とは、木材を伐採する際に、生物多様性を確保するために重要な樹木を残す取り組みです。このアプローチにより、単なる環境保全にとどまらない、森林が持つ多面的な価値を最大化することができるのです。
映像制作の内容
映像では、王子ホールディングスの副社長である鎌田氏が企業の森に関するビジョンを語り、多様なステークホルダーへのインタビューが行われています。また、実際の保持林業を行っている森林の映像も盛り込まれ、ドローンを用いた撮影によって現場のリアルな様子や、北海道の自然に住む生物を紹介しています。
保持林業がもたらす2つの価値
王子グループが目指す保持林業は、経済価値と環境価値の両立を図っています。経済価値に関しては、持続可能な木材生産サイクルの維持を目指し、環境価値においては、鳥類や昆虫、微生物が安心して生活できる環境を保つことが求められています。
トークイベントの開催
この映像化を記念して、王子ホールディングスの山本宏美氏、豊島悠哉氏、森林総合研究所の河村和洋氏を招いたトークイベントが2026年4月24日に開催されます。このイベントでは、次世代の森林経営や生物多様性との関係について深掘りしていきます。リアル会場とオンラインの双方で参加可能で、要事前申し込みです。
会社情報
株式会社森未来は「Sustainable Forest」をミッションとし、森林や林業、木材に関するITビジネスを展開しています。その一環として、BtoB向けの木材プラットフォーム「eTREE」も運営しています。
これからも王子グループの取り組みは、持続可能な森づくりの未来を見据えた重要な一歩となるでしょう。月日が経ち、どのようにこれらのプロジェクトが進化していくのか、今後の動向に注目していきたいと思います。