ビーマップとSpicyCompanyの新たな業務提携
株式会社ビーマップが株式会社SpicyCompanyとの業務提携を発表しました。この提携は、宇宙・防衛分野に特化した事業の立ち上げを目指しています。東京都千代田区に本社を置くビーマップは、代表取締役社長の杉野文則氏が指揮を取っており、宇宙・防衛関連の新事業を推進しています。
宇宙・防衛テックに特化したファンド設立
同社が業務提携を結んだSpicyCompanyは、東京都渋谷区を拠点にしている企業で、代表取締役の小宮久氏がその舵を取っています。この度、SpicyCompanyはイスラエルに現地法人「SpicyCompany Israel Ltd.」を設立し、宇宙・防衛テックに特化した1,500万米ドル(約24億円)のプライベートファンドを正式に立ち上げました。このファンドは、イスラエル及びEU内のスタートアップ5社に初回出資を完了し、今後の展開が期待されています。
安全保障と国際協調の促進
SpicyCompanyは、イスラエルの国営企業TOMER社と連携し、ロケット製造や防衛関連技術の開発を進めることで、日本企業との協力を図っています。この取り組みは、安全保障やインフラ分野における国際協調の強化につながると考えられています。
日本市場への進出
ビーマップは、SpicyCompany Israel Ltd.を通じて、日本国内市場への進出に向けた調査業務を受託しました。このステップは、宇宙・防衛分野における専門性の向上を狙ったものであり、今後の事業展開において重要な役割を果たすことでしょう。
プレスリリース情報
株式会社Spicy Companyによるファンド設立やその目的、経緯に関する詳細は、2025年7月15日に発表されたプレスリリースで確認できます。
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ビーマップの宇宙・防衛事業準備状況
ビーマップはすでに宇宙・防衛事業準備室を開設しており、2025年7月3日にその情報を発表しました。その後、7月10日には慶應義塾大学名誉教授であり武蔵野大学教授の武藤佳恭氏が顧問に就任したこと、7月15日には宇宙・防衛事業準備室が正式に始動したことを発表しています。これらの取り組みは、ビーマップにとって新たな価値を創造する重要なステップといえるでしょう。
まとめ
ビーマップとSpicyCompanyの提携は、宇宙・防衛分野における新しい可能性を切り開くものとなります。両社の動きから目が離せません。今後の展開に期待が寄せられる中、ビーマップは国内外での事業の拡大を図っていくことでしょう。