新時代の材料開発を示すNEDOの出展
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2023年1月29日(水)から31日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催されるnano tech 2025に出展します。このイベントでは、ナノテクノロジーを駆使した革新材料や次世代デバイスの研究成果が発表され、社会課題の解決と経済成長の同時実現を目指す取り組みが紹介されます。
展示テーマ「材料と駆ける、新時代」
NEDOのブース(ホール・小間番号:4A-02)では、以下の6つのカテゴリーを通じて合計60のプロジェクトが展示されます。来場者は、私たちの生活をより便利に、より豊かにする可能性を持つ新たな材料の数々を直接目にすることができる貴重な機会となっています。
モビリティゾーン
このゾーンでは、脱炭素化に向けた新しいモビリティの開発に取り組んでいます。具体的には、次世代航空機の開発やマルチマテリアルを利用した軽量車体のプロジェクトが紹介される予定です。これらの技術は、環境への負担を軽減しながら、未来の移動手段を模索しています。
バイオゾーン
人類の化石資源依存からの脱却を図るため、バイオ技術に基づいたプロジェクトが展開されています。バイオマスの利活用や分子設計支援、バイオ製品の製造技術に関する研究が紹介され、小規模ながら大きな影響を与える可能性を秘めています。
センシングゾーン
生活の中で直面する課題を解決するためのセンサ技術に注目が集まります。IoTデータの活用や新しい技術評価手法を通じて、私たちの生活がどのように向上するかを提案します。
ケミカルゾーン
これまでの常識を覆す化学技術の実装に向け、効率的な原料の生産や化合物の利用方法、リサイクルのフローを確立するプロジェクトが進行中です。この取り組みは、資源管理に大きなインパクトを与えると期待されています。
革新素材ゾーン
産業界の発展を促す革新素材の研究がここで紹介されます。機能性と製造プロセスに関する新しいアプローチが、さまざまな産業のニーズに応えていくことを目指します。
セルロースナノファイバーゾーン
環境に優しい素材として注目されているセルロースナノファイバーに関連した技術のプロジェクトが集結します。原料の選定から製造、利用方法にいたるまで、持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みが紹介されます。
無料NEDOセミナーの実施
さらに、NEDOでは1月30日(木)・31日(金)にセミナーを開催します。このセミナーは無料で、事前の登録は不要ですので、興味のある方はぜひお越しください。セミナー場所はブースと異なりますので、ご留意下さい。
この機会に、ナノテクノロジーがもたらす未来の材料の可能性について一緒に考え、探求してみませんか。NEDOの取り組みとその成果は、私たちの社会をより良くするための貴重なヒントを提供してくれることでしょう。
NEDOの詳細な展示内容については、公式ウェブサイトを参照してください。
NEDOイベントページ
NEDOの概要
NEDOは、神奈川県川崎市に本部を構え、斎藤保理事長のもと、エネルギーと産業技術の発展に寄与する機関です。最新の科学技術を取り入れ、持続可能な社会の形成を目指しています。
詳細情報はNEDOの公式サイトで確認できます。
NEDO公式サイト