バックベースと日本マイクロソフトが新たにフィンテック連携プログラムを開始

バックベースと日本マイクロソフト、フィンテック新プログラムで協業



2021年2月9日、バックベース日本法人と日本マイクロソフトが提携し、新たなフィンテック・インシュアテックプログラム「Microsoft Enterprise Accelerator」を発表しました。このプログラムは、デジタル改革が急務の金融機関を支援するために設立され、参加企業がその技術を最大限に活用します。バックベースは、金融機関向けに提供しているデジタルバンキングソリューションを、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」と連携させ、新たな収益源確保のためのBaas(バンキング・アズ・ア・サービス)ソリューションを日本市場にも展開します。

バックベースは、世界で150以上の大手金融機関へデジタルバンキングプラットフォームを提供している実績を持ちます。具体的には、シティバンク、HSBC、バークレイズ、ゴールドマン・サックスといった有名な金融機関が、そのサービスを採用しています。このような背景を持つバックベースは、レガシーシステムを採用する既存銀行のデジタルトランスフォーメーションをサポートし、完全なデジタル化を目指しています。

特に、パンデミックの影響でデジタルトランスフォーメーションが加速している今、銀行や金融機関が抱えるデジタル化の重要性は一層増しています。バックベースの日本法人の責任者であるジェイソン・リー氏は、包括的なソリューションと一元化したオムニチャンネルのユーザー体験を提供することが求められていると述べています。

「最高水準の技術を持つバックベースが、日本マイクロソフトの画期的なテクノロジーを活用できることを嬉しく思います。これにより、金融機関のお客様へより高品質なデジタルバンキングサービスを提供できることになります」とリー氏は語ります。

バックベースは2003年にオランダで設立され、現在はアムステルダム、アトランタ、ニューヨーク、ロンドン、ムンバイ、シンガポール、東京など多くの都市に拠点を持ちます。同社は、金融機関が顧客との信頼関係やエンゲージメントを高めるためのシステム革新を目指しています。その中心となるのが、彼らの「Engagement Banking Platform」です。このプラットフォームは、リテールから法人、資産運用に至るまでの幅広いサービスをサポートし、金融機関の顧客と従業員にシームレスで魅力的な体験を提供します。

今後、バックベースが日本市場にどのような影響を及ぼすのか、さらにデジタルバンキングがどのように進化し、金融業界に新たな風を吹き込むのかに注目です。日本の金融業界がこのプログラムを通じてどのように変革していくのか、国内外の関心が高まっています。

詳細については、バックベースの公式ウェブサイト(www.backbase.co.jp)をご覧ください。

会社情報

会社名
Backbase Japan 株式会社
住所
東京都港区六本木7−7−7Tri-Seven Roppongi 8F
電話番号

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