大阪発のKOCCAが描く未来のコンテンツ市場
韓国コンテンツ振興院(KOCCA)が率いる、コンテンツ産業の国際的な成長を促進する取り組みは、大阪に新たに設立されたビジネスセンターを中心に加速しています。KOCCAは世界各地に26のビジネスセンターを展開しており、2024年11月に西日本の拠点として開所する大阪ビジネスセンターが注目されています。このセンターが日本、特に関西地域のクリエイターと連携し、日韓のコンテンツ産業を結びつける重要な役割を果たすことが期待されています。
白承爀センター長の経歴に迫る
今回のインタビューでは、センター長の白承爀氏にお話を伺いました。白氏は日本留学を経て、KOCCAの研究員として韓国に戻り、日本のコンテンツ市場に再進出した経験をもつ人物です。この背景が、彼のグローバルな視点や日本市場への理解を深めていることは間違いありません。
ピンチをチャンスに変える
白氏は、「日本の東京一極集中」の課題に直面しつつ、それを乗り越えるための様々な戦略を描いています。関西に豊かなクリエイティブな人材がいることを強調し、彼らと連携することで新しいビジネスモデルを生み出すことを目指しています。奈良や神戸、さらには九州にも積極的にネットワークを広げていることから、彼の挑戦は一地域にとどまらず広がりを見せています。
韓日連携によるシナジー
白センター長は、日本と韓国の強みを結集し、共に成長する未来を見据えています。これは単なるビジネスの交流にとどまらず、文化的なシナジーを生み出す力にもなります。「インディーゲームの祭典『BitSummit』での手応えは、私たちの取り組みが実を結びつつある証拠です」と白氏は自信を見せます。
コンテンツ業界を支える制度
さらに、KOCCAの「コンテンツ金融支援制度」は、コンテンツ産業の発展に必要不可欠なサポートを提供します。この制度を通じて、クリエイターたちはプロジェクトの資金調達において重要なスキルを学び、さらにコンテンツの評価方法も確立されることで、業界全体の価値を高めていくことが期待されます。
目標達成に向けた戦略
白氏は特に、初開催となるIRピッチイベント「U-KNOCK 2025 in OSAKA」に強い期待を寄せています。このイベントは、資金調達の重要な機会を提供するだけでなく、韓国と日本のクリエイターたちが直接交流できる場となります。彼は「これが新たなビジネスの出発点となるはず」と語っています。
最後に期待を込めて
最後に、白センター長は日本のコンテンツ企業に向けて情熱的なメッセージを届けました。「私たちの努力が、日韓のクリエイターたちの可能性を引き出し、新しい市場を開拓する手助けになると信じています」と語り、関西からグローバルな発信を目指す姿勢は非常に前向きです。これからのKOCCAの活動に、ますます注目が集まることでしょう。