株式会社Casteeが、2025年11月3日にインドネシアに現地法人「PT. Castee International Indonesia」を設立したことを発表しました。この新たな展開により、Casteeはインドネシアを中心にしてソーシャルコマース事業を推進します。
インドネシア市場の魅力
インドネシアは、世界で第4位の人口を誇る国であり、近年デジタル化が急速に進んでいます。このため、特に若年層を中心にSNSの利用が日常生活に根付いており、TikTokのユーザー数は世界的に見ても第2位という情報もあります。経済の成長も目覚ましく、2030年には世界第6位の経済大国と予測されています。このような活気に満ちた市場環境において、Casteeは自社の事業展開を行うことになりました。
コマース事業のスタート
Casteeでは、これまで日本国内で培ったインフルエンサーとのコラボレーションモデル及びEコマース運営のノウハウを活かし、現地の文化と融合させたユニークなコマースモデルを構築していきます。具体的には、TikTok Shopを基盤に、コンテンツ制作から販売、顧客管理までをワンストップで対応するEC支援サービスを提供します。また、インドネシア現地ブランドとの協業も視野に入れており、OEM販売やローカル販売代行などの展開も検討しています。
現地法人の概要
新社名『PT. Castee International Indonesia』は、インドネシアの南ジャカルタに位置しており、代表取締役には大竹慎太郎氏が就任しました。この法人設立により、Casteeの目指すのは、東南アジアのクリエイター達がより活躍できる場を創出することです。
大竹CEOのコメント
大竹CEOは、「海外展開を掲げてきた当社にとって、これが新たな一歩となる。インフルエンサーとの共創モデルを各市場に適合させていく所存であり、インドネシアを拠点にアジア全域へと展開を加速させる」と意気込みを語っています。このように、Casteeはインドネシアを足掛かりに、さらなる展開を図っています。
今後のビジョン
Casteeは、2025年度中にインドネシアでの自社商品販売およびサブスクリプションモデルを導入する計画です。また、現地クリエイターとの共同プロダクトの開発を進める方針です。SNSを通じて日本のIPやコンテンツの普及を目指し、成長を続ける市場での存在感を強めていくことでしょう。
Casteeについて
Casteeは、SNSを活用した新しいエンターテインメントサービスを提供する企業で、人気のコラボコンテンツを簡単に実現できるプラットフォームを運営しています。最近の調査によると、同社のサービスを利用したコラボレーションは、TikTokでの視聴数が通常の10倍を超える成果を上げています。
この新たな一歩に、期待が寄せられています。Casteeのこれからの挑戦にもご注目ください。