葬祭コーディネーターコンテスト
2015-03-09 09:14:05
葬祭コーディネーターのレベルアップ目指し全葬連がコンテスト開催!
葬祭業界を支える人材育成に貢献するコンテスト
少子高齢化が加速する現代日本において、年間125万人を超える死亡者数に対応するため、葬儀業界は大きな変革期を迎えています。家族の形やライフスタイル、精神文化の変化を踏まえ、消費者一人ひとりのニーズに応える高度なサービス提供が求められています。
このような状況の中、経済産業大臣認可の全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)は、業界全体のレベルアップを目指し、「第10回葬祭コーディネーターコンテスト」を開催しました。本コンテストは、葬祭コーディネーターのスキル向上だけでなく、消費者への安心・信頼の提供、そして葬儀文化の健全な発展に大きく貢献する取り組みです。
コンテスト開催の背景
全葬連は、全国の葬祭事業協同組合を束ねる、業界最大手の団体です。価格の明瞭化やサービス向上に努める一方、近年は消費者庁からの報告書なども踏まえ、葬儀サービスにおける情報提供の重要性が増しています。価格やサービス内容を事前に明確に提示することが、消費者にとっての安心に繋がるからです。
このコンテストは、そうした社会情勢と消費者ニーズに対応するため企画されました。葬祭コーディネーターが日々の業務で培ってきた知識やスキルを競い合う場を提供することで、更なるスキルアップと消費者視点の意識向上を目指しています。
コンテスト概要
全国から選抜された6名の精鋭たちが、筆記試験を勝ち抜いて本選に出場しました。本選では、実践的な実演を通して、普段の対応が消費者の目にはどう映るかを評価。審査員は、経済産業省関係者や消費者団体、専門家など多様な立場の人々が務め、公平かつ厳正な審査が行われました。
コンテストは、単なる競争の場ではなく、参加者同士が学び合い、スキルを高め合う場にもなっています。参加者たちは、互いの強みや弱みを理解し、より良いサービス提供を目指して切磋琢磨しました。
参加者と審査員
コンテストには、全葬連所属の葬祭コーディネーター6名と、研修会参加者70名(全葬連所属員)が参加しました。
審査員は、経済産業省商務情報政策局サービス政策課サービス産業室、公益財団法人全日本仏教会事務総長、一般財団法人日本消費者協会専務理事、人材育成コンサルタント/コミュニケーションスペシャリスト、そして桜の聖母短期大学准教授など、多様な専門家から構成されました。
結論
「第10回葬祭コーディネーターコンテスト」は、葬祭業界の未来を担う人材育成という重要な役割を果たしました。このコンテストを通して、葬祭コーディネーターのスキル向上だけでなく、消費者への安心・信頼の提供、そして葬儀文化の更なる発展に繋がることを期待しています。今後の葬儀業界においても、消費者目線に立ったサービス提供がますます重要となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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経済産業大臣認可 全日本葬祭業協同組合連合会
- 住所
- 東京都港区港南2丁目4番12号港南YKビル4階
- 電話番号
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03-5769-8701