中之条町の福祉支援
2024-05-07 10:10:01
中之条町に新たな福祉支援が始動!NPO法人ふくしの広報社の取り組み
中之条町からの福祉支援の新たな形
2023年11月、群馬県吾妻郡中之条町にターニングポイントとなる非営利組織が認可され、特定非営利活動法人「ふくしの広報社」が設立されました。この新たな法人は、福祉団体や福祉法人を対象とした広報支援を行う「ふくしのMedia」サービスの展開と、地域の福祉課題を広報面から解決する「社会福祉連携推進法人研究所」の設立を目指し、新しいスタートを切りました。
「ふくしの広報社」は、全国社会福祉協議会が運営する「ふくし未来塾」の2期生として活動を開始。このプログラムは、過疎地域の福祉の認知度を高め、地域振興を推進するためのものです。具体的なサービスとしては、SNS活用やイベントのロゴ制作など、多岐にわたります。地域企業より一歩遅れているとされる福祉法人の“広報力”を強化すべく、現地での支援を行っています。
地域振興と福祉のつながり
中之条町ボランティア連絡協議会が進行中の「中之条みらい米プロジェクト」は、独居高齢者や福祉施設に新米を届ける取り組みです。このプロジェクトでは、広報チームとして約1年をかけてロゴやYouTube動画を制作し、地域の方との交流を通じて“みらい米”というブランドの認知拡大につながる意識変革を促しました。これにより、中之条町の自然や新しい価値観に人々が気付くきっかけとなっています。
アートを通じての福祉と地域の結びつき
中之条町では「中之条ビエンナーレ」という芸術イベントが開催され、多くのアーティストと地域が交流しています。2024年には「ふくしのアート普及事業」として県外での展示会の開催も目指しています。この活動を通じ、福祉とアートの結びつきが新たな価値を生み出していくことが期待されています。
福祉経営の実証研究
特に重要なのは「社会福祉連携推進法人研究所」が設立された点です。この研究所は福祉法人や非営利組織の運営分析を行い、実際の法人運営に役立てることを目的としています。講演活動も積極的に行い、制度の周知と経営上の効果を広めていく予定です。
福祉の未来を担う多様な事業
「ふくしの広報社」では、音楽レーベル「中之条レーベル」の立ち上げや、地域の音楽家とのコラボレーションなども考慮に入れています。チャリティーライブの実施や、インターネットラジオの開設を通じて、世代間の交流を促し、ボランティア活動を広げていく意図もあります。
最後に、広報デザイン事業にも力を入れ、地域の価値観を統一し、その魅力を広く伝える活動を続けていくことを掲げています。 これは「福祉を誰もが知る社会」というビジョンを実現するための大切な一歩です。
中之条町から発信される福祉支援の取り組みは、多くの人々に良い影響を与えていくことでしょう。支援活動への興味や意見がある場合は、中川さんまでお問い合わせいただけます。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人ふくしの広報社
- 住所
- 群馬県吾妻郡中之条町中之条町810ミレニアムちぎりいちB棟105号室
- 電話番号
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