環境学習サイト発表
2025-02-25 19:01:13

近畿大学生が手掛けた環境学習サイト、東広島市での発表会開催

近畿大学工学部の情報学科で学ぶ学生たちが、地域の企業や団体と連携して、環境教育に貢献するWebコンテンツを制作しました。この取り組みは、東広島市にある東広島スマートエネルギー株式会社からの受託研究として行われています。学生たちは、環境問題についての理解を深めるために8つのテーマに分かれ、各テーマに関連する用語の解説やクイズの作成などを行い、子どもたちの意識醸成に寄与することを目指しています。

現在、彼らはこのWebコンテンツの成果を発表するため、令和7年(2025年)3月3日に東広島芸術文化ホールくららで体験会を開催します。参加者には、東広島スマートエネルギー株式会社の関係者や市の職員、さらに近畿大学の教員や学生たちが含まれています。 このイベントでは、学生たちが制作したコンテンツの説明や体験会を通じて、関係者からのフィードバックを受け、内容のブラッシュアップを進める機会となるでしょう。特に注目されるのは「防災活動」のテーマで、メタバースを活用した仮想空間での体験プログラムが紹介されます。

プログラム内容


発表会は、14時から開始され、最初に東広島スマートエネルギー株式会社の業務執行取締役西本幸治氏が挨拶を行います。次に、近畿大学工学部の教授である片岡隆之氏がプロジェクトの概要を説明し、その後、学生たちによる発表が行われます。各テーマの持ち時間は15分程度で、テーマは「地球温暖化」、「外来生物」、「水」と続きます。

発表が終了した後、参加者はメタバース体験会へと移行します。ここでは、学生たちが開発したプログラムを通じて、実際に防災訓練を体験することができます。体験を通じて感じたことや意見をまとめ、最終的には関係者からの講評を受けることになります。これにより、学生たちは公開に向けたさらに質の高いコンテンツのための改善を行います。

地域への還元と持続可能性


本プロジェクトは、地域の持続可能な発展を支援するために設立された「東広島スマートエネルギー株式会社」との協力の下で行われています。東広島市内の公共施設へ安価で低炭素な電力を供給し、地域イベントの支援も行うこの企業は、地域の環境意識を高めるために多くの取り組みを行っています。このような企業とのコラボレーションは、学生たちにとっても貴重な実践の場となり、また、地域の人々にとっても大切な環境教育の機会を提供します。

実際にWebコンテンツは、3月中にかわいらしいキャラクター「のん太」を用いたサイト「のん太の自然発見!パーク」として公開される予定です。このサイトでは、子どもたちが楽しみながら学べるような様々なコンテンツが提供されることが期待されています。近畿大学工学部の学生たちの取り組みは、地域と連携した学びの一環として、未来を担う子どもたちに環境への関心を持ってもらう機会を創出しています。

このように、地域の環境を考慮し、持続可能な社会づくりを目指した活動が広がりを見せています。今後の展開が楽しみです。

会社情報

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学校法人近畿大学
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