W ventures設立の背景と目的
2019年4月24日、東京都渋谷区に本社を構えるW ventures株式会社が設立されました。このベンチャーキャピタルは、特にtoC分野に焦点を当て、シード期やアーリー期のスタートアップを支持するための50億円ファンドを組成しました。
新たな挑戦の舞台
W venturesの設立メンバーは、過去にNTTドコモやミクシィ、グリーなどでベンチャー事業に従事してきた新和博氏と東明宏氏です。二人は、これまでの経験を活かして、生活を豊かにするライフスタイルやエンターテイメント、スポーツ分野を中心に投資活動を行っていきます。
失敗をネガティブにとらえない哲学
W venturesのフィロソフィーには、「どんどん失敗しよう。」という強いメッセージが込められています。起業家は多くの挑戦をし、その中で得られる学びが成功の鍵であると信じています。失敗をネガティブに捉えるのではなく、前向きに挑戦することを尊重し、スタートアップチームの一部として事業の成長をサポートするとしています。
スタートアップエコシステムの活性化
ここ数年でスタートアップ業界は急速に成長しましたが、それに伴い資金調達のハードルが下がったことで、より多くの企業が挑戦しやすい環境が整っています。しかし、すべてのベンチャーキャピタルが十分な知見とネットワークを持っているわけではないため、出資先の事業が適切に成長するためには、専門性の高いサポートが求められています。
W venturesは、事業なかでの実務経験と投資経験を持つ経営陣が揃っており、スタートアップ企業に必要な支援を全方位で行う体制を構築しています。これにより、開かれた挑戦の場を提供し、失敗をしっかりと受け止めながら前に進むことを後押しします。
今後の展開と目標
W venturesは、今後3年間で30から50社への投資を計画しています。また、資金調達だけでなく、人材採用や組織開発、PR支援などの人材育成支援にも力を入れていく方針です。こうした多角的な支援により、スタートアップの成長に必要な環境を整え、より密接に関わりながら事業を支えます。
代表プロフィール
- - 新 和博:NTTドコモやミクシィを経て、ベンチャーキャピタル業界での実績が豊富。顧客のニーズに応える事業戦略を立案し、数多くの成功を導いてきた経営者。
- - 東 明宏:グロービス・キャピタル・パートナーズで複数の企業に関与した経験と、影響力のある投資家として知られています。様々な業種での実績があり、新しい挑戦をサポートしています。
W venturesの基本情報
- - 社名:W ventures株式会社
- - 設立:2019年4月
- - 所在地:東京都渋谷区東1-2-20住友不動産渋谷ファーストタワー7F
- - 公式サイト:W ventures
W venturesは、スタートアップ企業が直面するさまざまな挑戦を受け入れ、成功への導き手となるべく行動を起こし続けています。新しいビジネスエコシステムを創造するための期待が高まる中、今後の活動に注目が集まります。