デイリー・インフォメーション中部が『えるぼし認定』3つ星を取得
名古屋市を拠点とする広告会社、デイリー・インフォメーション中部が女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」において、最高位の3つ星を獲得しました。これは女性社員の活躍を促進する企業が都道府県労働局に申請を行い、厳しい基準をクリアした場合に厚生労働大臣が与える栄誉です。今回の認定取得は、同社が全ての評価項目で基準を満たした結果と言えます。
えるぼし認定制度について
えるぼし認定は、女性社員が職場で活躍できる環境を整備することを目指している制度です。企業は五つの評価項目について、達成した数に応じて認定を受けることができます。デイリー・インフォメーション中部は、この基準を全てクリアし、最高位の3つ星を獲得したことは非常に意義深いものです。
同社の取り組みと評価
デイリー・インフォメーション中部は、以下の5つの評価項目で良好な実績を上げています。
1.
採用:女性の正社員比率は47.1%(68名中32名)
2.
勤続年数:女性労働者の平均勤続年数が男性の70%以上を維持
3.
労働時間:月の平均残業時間は16.6時間、残業削減に向けた取り組みが進行中
4.
管理職比率:女性管理職の比率は37.5%(24名中9名)
5.
キャリアコースの多様性:直近3事業年度に7名の派遣労働者を雇用
これらの数値は、同社が女性の活躍を重視し、実際に職場環境を改善するための努力を続けていることを示しています。特に、育児休業後の「慣らし復帰制度」や「保育費支援制度」をはじめとする独自の支援制度が大きな影響を与えています。
DACグループの女性活躍推進の背景
DACグループは長年にわたり、女性が活躍できる環境づくりを進めてきました。1980年代から女性管理職の登用を進めており、2024年時点でグループ全体の女性管理職比率は31%に達しています。将来的にはこの比率を2025年までに50%に引き上げることを目指し、様々な施策に取り組む姿勢が見受けられます。
まとめ
デイリー・インフォメーション中部が『えるぼし認定』で3つ星を取得したことは、単なる数値の達成に留まらず、今後も多様な人材が活躍できる職場環境を提供するための意識の表れです。会社としてのさらなる向上を目指し、今後の活動にも期待が寄せられます。