ASML第2四半期業績
2023-07-19 14:00:09
ASML 2023年第2四半期の業績を発表、成長の見通しも明るい
2023年第2四半期の業績が発表され、ASMLは売上高69億ユーロ、純利益19億ユーロという結果に至ったことが伝えられました。粗利益率は51.3%に達し、予想を上回る成果となっています。この成長は、DUVや液浸装置の売上増加によるものです。
受注額も堅調で、45億ユーロを記録し、この中にはEUV受注額として16億ユーロが含まれています。また、これから迎える第3四半期については、売上高が65億から70億ユーロ、粗利益率は約50%を見込んでいます。
ASMLの社長兼CEO、ピーター・ウェニンク氏は「マクロ経済の不透明感が続く中、顧客は慎重になっており、各市場の回復には遅れが見込まれます。しかし、約380億ユーロの受注残が短期的な不透明性を支えています」と述べました。
また、2023年通期の売上高は、前年に比べて30%近くの増加が期待されています。研究開発費用は10億ユーロ、販売管理費は2億8500万ユーロとなる見通しです。これにより、ASMLは堅調な成長を維持しています。
配当金や自社株買いプログラムについても言及されています。2023年8月10日から、中間配当1株当たり1.45ユーロの支払いが行われます。また、2022年から2025年にかけての自社株買いプログラムのもと、第2四半期には約5億ユーロの自社株買いが実施されました。
ASMLは、半導体産業においてシュートな技術を持つ企業として知られ、ICデバイスのパターン形成に必要なハードウエア、ソフトウエア、サービスを提供しています。医療、エネルギー利用、モビリティ、農業といった分野での課題を解決するため、日々新しい技術の創出に挑んでいます。社員数は41,500人を超え、グローバルな拠点を持つ企業です。
最後に、ASMLの詳細や投資情報は公式ウェブサイト(www.asml.com)に掲載されています。今日は、ASMLの今後の展望が期待できるという話をお伝えしました。
会社情報
- 会社名
-
エーエスエムエル・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都品川区北品川4-7-35御殿山トラストタワー4F
- 電話番号
-
03-5793-1800