新しい農業体験
2025-10-20 09:26:40

町工場発!新しい農業体験「移動できる果樹棚」導入の成功

町工場発の新たな農業体験「移動できる果樹棚」



茨城県結城市にある精密板金加工業者の株式会社ヤマナカが、自社開発した移動型果樹棚「モバイルグリーンガーデン(MGG)」を使用した「ぶどうの粒どり体験」を、2025年10月4日と5日の両日、東京都の駒沢オリンピック公園で開催しました。このイベントは、参加した子どもたちに特別な農業体験を提供し、多くの注目を集めました。

新しい集客手法としての可能性



MGGは、畑で成長した本物の果樹をイベント会場に直接運び入れることで、家庭では味わえない「本物の農業体験」を実現しました。イベントには約200人の子どもたちが参加し、親たちからは「遠出をせずに質の高い体験ができた」と好評を得ました。このようなフィードバックから、消費者が体験型コンテンツを求める傾向が明確になっています。

手軽さが魅力の「ぶどう狩り」体験



イベント当日、会場にはシャインマスカットなど様々なぶどうが実る果樹棚が設置され、興味を持った子どもたちが集まりました。実際に自分の手で果実を収穫するという非日常的な体験が彼らにとって新鮮だったようです。このユニークな試みが参加者の好奇心を引き寄せ、商業施設担当者からも具体的な導入の相談が寄せられるなど、今後の集客手法としての可能性を秘めています。

簡単なオペレーションでの運営



MGGはトラック一台で運搬可能で、屋内外を問わず柔軟に設置できます。運搬、設置、撤去の全てを株式会社ヤマナカがサポートするため、主催者は簡単なオペレーションで手間を減らせます。また、ぶどうは子どもたちの目線に合わせ約1メートルの高さに配置されているため、子ども達は自分の手で安心して収穫体験を楽しむことができます。このような安全性が配慮された設計が、保護者からの信頼を勝ち得ました。

開発の背景と地域貢献



株式会社ヤマナカは1971年に設立された金属製品メーカーで、代表の山中氏は自分の子どもの母校の統廃合計画をきっかけに地域に貢献したいと考え、「製造業の技術を生かして何か新しいものを作りたい」という想いから農業分野に参入しました。この背景から、今のなったMGGが誕生しました。

今後の展望



今回のイベントの反響を受け、今後はMGGを利用したイベント出展サービスを本格展開する予定です。「地域の集客イベントに新しい体験を提供してみたい」と考えている企業の方々には、ぜひお気軽に相談していただきたいと思います。

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会社概要


  • - 会社名: 株式会社ヤマナカ
  • - 代表者: 代表取締役社長 山中 崇
  • - 所在地: 茨城県結城市大字矢畑字結城寺前157
  • - 設立: 1973年4月
  • - 事業内容: 精密板金加工、農業

お問い合わせ先


詳しい情報や導入についての相談は、こちらからお問い合わせください。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマナカ
住所
茨城県結城市大字矢畑字結城寺前157
電話番号
0296-35-0567

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