第一生命総合リート投資法人、資産規模1,000億円突破の快挙

第一生命リアルティアセットマネジメント株式会社は、運用する私募REIT「第一生命総合リート投資法人」が資産規模1,000億円を超えたことを発表しました。これは運用開始から約2年という短期間での達成であり、同社が提供する多様な投資機会に高い信頼が寄せられていることを示しています。

サポート体制

本投資法人は、第一生命保険、株式会社第一ビルディング、相互住宅の各社から強力なバックアップを受けており、幅広いセクターにわたるオフィスビル、物流、商業施設に投資を行っています。また、住宅や生活密着型のアセットにも目を向けることで、特化型私募リート「第一生命ライフパートナー投資法人」(DLPR)の投資口も組み入れることで多角的な運用を実現しています。

2024年1月からの運用開始以降、この投資法人は4回目の私募増資を通じて930億円分の不動産を取得。その内容は、オフィスビル13物件、物流施設2物件、ホテル1物件を含み、DLPRの投資口が加わることで、総資産規模は合計1,010億円に達しました。

今後の展望

今後、第一生命リアルティは物件の供給を第一生命から受けるほか、第一ライフ丸紅リアルエステートグループとの連携を強化し、独自の物件ソーシングに注力していく予定です。また、第一ビルによる効果的な物件管理、相互住宅からの投資ノウハウ提供により、さらなる資産規模の拡大と収益安定を図ります。

第一ライフ丸紅リアルエステートグループは、第一生命ホールディングスと丸紅のリソースを生かし、国内不動産市場においてバリューチェーンを強化する方針を掲げています。2020年のDLPR運用開始以来、着実に資産残高を増やしており、今回の取引により合計運用資産残高は5,445億円に達しました。