2026年5月、岡山の企業広報を支援する新たな取り組みとして「岡山脱っ破」が本格始動する。これは、岡山市に本社を置く株式会社Torideが中心となり企画した、広報担当者のための共創コミュニティだ。岡山には質の高い商品やサービスを持つ企業が多く存在しているが、発信力不足が課題となっている。特に地方の広報担当者は社内で相談できる相手が少ないことや、最新のトレンドにアクセスできない孤立感を抱えることが多い。アンケート調査によると、広報担当者の70%が自身の評価について不安を感じているという現状が明らかになっている。
「岡山脱っ破」は、このような背景を踏まえて設立され、地方企業が直面する困難を克服しようとする試みである。このコミュニティでは、広報・PR担当者が「つながる・学ぶ・発信する」場が提供され、自らの限界をコミュニティの力で超えていくことが期待されている。これにより、岡山の企業の魅力を全国へ、そして未来へと広めていくことが目指されている。
また、2026年5月19日(火)には「ももたろう・スタートアップカフェ」にて、初回セミナーが開催される。特別講師として、PRデザイナーの犬飼奈津子氏が招かれ、広報担当者が抱える課題を解決するためのマインドセットや具体的な広報戦略について実践的な内容が提供される予定だ。参加は企業の広報担当者を対象に約30名程度で、事前申し込みが必要となる。
この「岡山脱っ破」では、今後、広報セミナーや勉強会、公開壁打ち(マーケティング・PR相談)による企業課題の共有と解決策の模索、さらには地域内の若手クリエイターと企業を結びつける「岡山未来クリエイター構想」など、様々な活動を展開する予定である。年に1回は優れた広報事例を表彰する「岡山広報PRアワード」も設けられており、小規模な広報でも評価される仕組みを築くことが目指されている。
Torideの代表、柳井孝文氏は「広報が変われば、岡山が変わる」と述べ、広報の役割が企業の想いを形にし、社会との架け橋を築く重要な役割を持つことを強調している。個人のスキル向上が企業の成長につながり、それが岡山の魅力を全国および世界へ広めることになると信じており、このコミュニティを通じてポジティブな循環を生み出したい考えだ。
この「岡山脱っ破」は、広報の力を活かし、岡山の企業を応援し続けるための重要なステップとなるだろう。地域の広報担当者同士が協力し合い、知識を共有することで、岡山のブランド力を高めることが情熱を持って展開されるのだ。詳細については、公式サイトにて情報が随時更新されていくので、興味のある方はチェックしてみてほしい。