大越基裕氏がナオライのアドバイザーに就任
ナオライ株式会社(本社:広島県神石高原町)は、2025年9月、新しい和酒「浄酎 -JOCHU-」のさらなる展開を目指し、世界的ソムリエである大越基裕氏とアドバイザー契約を締結しました。この契約により、浄酎は国際的視点と専門的な知見を受け取り、食文化との新しい融合を図ることで、グローバル市場での開拓を進めます。浄酎は、税法上は「スピリッツ」「リキュール」に該当するお酒です。
大越基裕氏の経歴と知識
大越基裕氏は、日本を代表するソムリエの一人であり、国際コンクールの審査員やJALのファーストクラスにおけるワイン選定も手掛けています。彼は、ワインだけでなく、日本酒や焼酎を世界に紹介したパイオニアで、その卓越したペアリング技術でも知られています。今回、大越氏が浄酎のアドバイザーに就任することで、その繊細な香りと複雑な余韻を生かしながら、多種多様な食シーンと結びつける新しい体験価値を創出することが期待されています。
「浄酎」とは
浄酎は、地域ごとの純米酒を原料とし、ナオライ独自の特許製法「低温浄溜®」によって生まれた新しいタイプの蒸留酒です。この製法により、日本酒の豊かな香りと風味が凝縮され、アルコール度数は35~41度と高めですが、まろやかで清々しい口当たりが外的プロダクトとして特徴です。また、熟成することで味わいがより深まるため、長期保存にも優れた特性を持ちます。この新しいお酒は、国内外で日本の酒文化の発展に寄与する可能性を秘めています。
大越氏のコメント
大越氏は、「浄酎の豊かな香りは食との新たな楽しみを創出することができる」と語り、さまざまな食材とのペアリングが持つ可能性を期待しています。彼の提案を通じて、浄酎の多様な体験を提供することで、国内外のレストランやバー、ホテルで新たな飲酒シーンを作り出そうとしています。
大越氏とナオライ氏の対談
契約締結を記念し、ナオライ代表の三宅紘一郎氏と大越基裕氏が都内で対談を行い、浄酎の5種類を試飲しました。各商品の味わいや食とのバランスについて意見を交換し、新たなペアリングの可能性を模索しました。特に注目されたのは、スタンダードな「JOCHU White 41」で、これはシリーズ全体の基盤として位置付けられています。
浄酎のラインナップと地方創生
ナオライは、地域の酒蔵と提携し、独自の技術で新たな価値を生み出す「浄酎モデル」を提案しています。全国8拠点の設立を目指し、震災復興に貢献することも視野に入れています。これにより、地域の酒文化の継承を促進し、地方創生を図ろうとしています。
浄酎の新しい可能性と大越基裕氏とのコラボレーションが生み出す未来に、ぜひ注目してください。全貌は今後、ナオライの公式SNSでも公開される予定です。