楽天ラクマとファミマ連携
2024-12-10 11:42:51

楽天ラクマと台湾ファミリーマートがリユース商品出品連携を開始

楽天グループ株式会社が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」が、台湾の全家便利商店(ファミリーマート)と連携し、リユース商品の出品を開始したという発表がありました。今回の提携により、台湾ユーザーはファミリーマートのアプリを通じて、日本のリユースブランドやファッションアイテムを気軽に購入できるようになります。

この連携は、台湾のEC市場で影響力を持つPChome Onlineグループの比比昂株式会社が提供する、ユーザー向けの購入代行サービス「比比昂日貨二手精品」を通じて実現しました。比比昂は、台湾に居住するユーザーが海外のECプラットフォームから商品を購入する手助けをしており、今年6月には、ファミリーマートアプリで日本の商品購入のサービスも開始しました。

「比比昂日貨二手精品」では、日本のリユース品が取り扱われるようになり、楽天ラクマのリユース商品が簡単にアクセスできる体制が整っています。この取り組みでは、「ラクマ公式ショップ」に出品されるファッションカテゴリの商品の連携も特に強化されています.。

台湾ファミリーマートのアプリの会員数は既に1800万人を超えていますので、新たなアプリをダウンロードする必要もありません。利用者は、簡単に「比比昂日貨二手精品」のサービスを利用できるため、利便性が高まっています。従来の海外購入代行の複雑な決済方法とは異なり、この連携により、国際送料を含めた料金が一度の決済で完了するため、よりシンプルでスムーズな消費体験が可能です。

楽天ラクマは、2022年から「ラクマ公式ショップ」を展開し、国内の数百社のリユース事業者が参加しています。これにより豊富な在庫を保有し、プロによる検品や顧客応対を通じて安心して購入できる環境を提供しています。

最近では、日本のリユース品に対する需要も高まっており、「Used in Japan」の需要が増加しています。特にファッションカテゴリでは、昨年と比べて約1.9倍の取引金額の伸びを見せています。この現象は、日本の中古品市場の品質や品揃えが海外ユーザーに評価されていることを示しています。

楽天ラクマは今後も、個人や事業者が参加する取引を通じて、新たなECプラットフォームの構築を目指し、ユーザーに利便性の高いサービスを提供していくとしています。リユース市場の活性化を通じて、循環型社会の実現に貢献することが期待されます。

連携は2024年12月10日より開始され、ユーザーはファミリーマートアプリを利用することで、ラクマ公式ショップ内にある日本のリユース品をスムーズに購入できるようになります。これにより、台湾ユーザーは自宅に居ながらにして、日本の商品を購入する楽しみを体験できるでしょう。


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会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
住所
東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス
電話番号

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