認知症啓発イベント
2025-10-20 10:23:57

イオンモール常滑で開催された認知症啓発イベントが盛況に終了

認知症啓発イベント「メダカすくい」が大盛況



2025年9月21日、東京・品川の株式会社学研ホールディングスのグループ会社であるメディカル・ケア・サービス株式会社が運営する「愛の家グループホーム常滑社辺」が、愛知県常滑市のイオンモール常滑にて認知症啓発イベント「メダカすくい」を開催しました。このイベントは、世界アルツハイマーDayにあたる日に行われ、地域の多くの人々が参加しました。

イベントの流れ



イベント当日は、開始前から多くの方が会場に訪れ、常に約5組が列を作る人気ぶりでした。1時間の開催時間の中で、約200名の家族連れや地域住民が来場し、賑わいを見せました。このイベントでは、認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のメダカを使った「メダカすくい」が行われ、子どもたちとその親御さんたちとの交流が深まりました。

参加者からは、「認知症の方が店員として参加しているとは全く感じなかった」といった驚きの声や、「身近に認知症を感じられる良い機会だった」という感想が多数寄せられました。

利用者の参加



このイベントで注目されたのは、愛の家グループホームの3事業所から参加した利用者たちです。彼らは実際に店員として参加し、来場者と直接交流することで、認知症への理解を深める役割を果たしました。利用者と地域住民の自然なコミュニケーションが、参加者の認知症に対する理解を促す結果となりました。

担当者の思い



愛の家グループホーム常滑社辺のホーム長である高澤氏は、「多くの子どもたちに認知症について知ってもらう機会となり、非常に意義深いものであった」と語ります。小学生からの「認知症の人は何を食べているの?」という問いに、認知症の方が普通に生活していることを理解してもらう必要性を感じたことが、この企画の原点だと明かしました。

「メダカを楽しみながらすくって育てることで、家庭でも認知症について考えるきっかけになれば」との思いを込めて、彼はイベントを開催しました。高澤氏自身も43年間、常滑市で地域に根差した活動を続けてきた経験を持ち、「認知症で困る人がいない街」を目指す活動に取り組んでいくと力強く語りました。

イベント詳細



この認知症啓発イベントは、地域のニーズに応じて無料で参加でき、多くの方にとって有意義な体験となりました。イオンモール常滑の集客力を借りて、多様な人々が集まり、認知症に対する理解を深め合う良い機会でした。このような啓発イベントは、地域における認知症の理解を進める上で不可欠です。

今後も、地域や高齢者支援の取り組みを進め、認知症に対する誤解を解く活動を継続していくことで、より良い社会を目指していきます。


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会社情報

会社名
株式会社 学研ホールディングス
住所
東京都品川区西五反田2丁目11番8号学研本社ビル
電話番号
03-6431-1001

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