セルアクシア、6.4億円の資金調達で新たな挑戦へ
創薬バイオベンチャーであるセルアクシア株式会社は、東京都中央区に本社を置き、同社が行った資金調達が約6.4億円に達したことを発表しました。この資金調達は、7社のファンド運営会社と複数の企業からの出資を受けたもので、これによりセルアクシアの累計資金調達額は約20.5億円に増加しました。
セルアクシアは、従来の治療法では対応が難しい疾患をターゲットにした新規細胞治療薬の開発を展開しています。特に、さまざまな有望な技術に基づくプロジェクトが進行中であり、次世代の医療に貢献することを目指しています。
画期的な治療法の開発
同社が進めている開発の一つは、E-MNC(CA-702)という治療薬です。この薬剤は、難病のひとつであるシェーグレン症候群を対象にした治験が進んでおり、2021年6月に厚生労働省に治験計画書を提出しました。その後、7月には調査が完了し、現在は5つの大学病院と連携してPhase2の企業治験が進行中です。この治療薬の成功により、多くの患者に新たな治療の選択肢が提供されることが期待されています。
今後の展望
今回調達した資金は、主に以下の3つの目的に使用される予定です。
1. E-MNC(CA-702)の治験、薬事承認、以及上市に向けた活動
2. ダイレクトコンバージョン(DC)プロジェクトというもう一つの開発パイプラインの研究開発
3. 海外展開の基盤構築のための活動
これらの活動を通じて、セルアクシアは新しい治療法の実用化を促進し、病に苦しむ患者への支援を強化することを目指しています。
会社の紹介
セルアクシア株式会社はその革新的なアプローチにより、難治性疾患の治療に挑む企業として注目されています。最新の医療技術を基にした治療法の提供を通じて、医療現場の課題解決に貢献していく姿勢が評価されています。
お問い合わせ先
この件に関するお問い合わせは、セルアクシア株式会社管理部までお願いいたします。
創薬の未来に向けたセルアクシアの挑戦が、私たちの医療をどのように変えていくのか、今後の展開から目が離せません。