株式会社DONUTS(東京都渋谷区、代表取締役 西村啓成)は、医療及び介護、保育分野でサービスを展開する株式会社ソラスト(東京都港区、代表取締役社長 CEO 野田亨)との間で、医療機関へのサービス提供に関する包括的なパートナー契約を締結しました。このパートナーシップは、2024年8月1日より開始される予定で、新たに提供されるサービスには、レセプト点検支援に加え、開業前の教育、スタッフの紹介、及びお困りごとへのサポートが含まれています。
DONUTSは、ソラストの医療事務や医療人材に関する豊富な経験を活かし、クラウド型電子カルテ『CLIUS』の機能強化及び新しいサービスの開発に取り組む方針です。これにより、より多様なニーズに応え、医療分野に幅広く貢献していく考えです。
DONUTSの代表取締役である西村啓成氏は、この契約を通じて『CLIUS』が医療現場でのニーズに柔軟に対応してきた経緯を強調しています。2018年にサービスを開始以来、医療機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を前進させることに注力してきた彼らは、电子カルテだけでなく、WEB予約やオンライン診療、経営分析機能、開業支援などの広範なサービスを提供してきました。
今後、ソラストとの協力により、より統合的なサービスを医療機関に提供することができ、これを通じて日本全体の医療環境の改善を目指す意欲を示しています。
一方、ソラストの取締役専務執行役員である川西正晃氏は、医師が診療に集中できる環境を提供するために、長年の経験をもとにした医事サービスをDONUTSのプラットフォーム上で提供できることを嬉しく思っています。彼は、50年以上にわたる医事事務の知識を基にした新たなサービスが、医療現場の改革に寄与し、地域医療の発展につながると確信を持っています。
ソラストグループは、33,000名以上の従業員を誇り、全国の医療機関から業務を受託し、医療事業や介護サービス、認可保育所の運営を通じて地域社会に貢献しています。特に医療事業では、約1,400の医療機関と取引を行い、医療事務業務の受託や医事人材の育成に注力しています。
一方、クラウド型電子カルテ『CLIUS』は、医師にとって直感的な操作性を提供し、効率的なカルテ入力作業を実現します。自動学習機能やレセプト分析サポートなどを通じて、より多くの時間を患者の診察に充てられるようサポートします。さらに、他の医療機関や関連システムともスムーズに連携できる設計となっており、使用する医療機関にとって使い勝手が良いことが特徴です。
今回のパートナー契約を契機に、DONUTSとソラストが協力し合い、医療現場における課題解決に寄与することが期待されています。今後の成果が楽しみです。