猛暑の休日、外出時間は朝のうちが好まれる傾向に

猛暑の休日における過ごし方とは？

株式会社クロス・マーケティングが実施した「猛暑の休日の過ごし方に関する調査（2025年）」によると、記録的な暑さの中で多くの人々がどのように休日を過ごしているのかが明らかになりました。この調査は全国の20歳から69歳の男女を対象に行われ、休日における行動がどのように変化しているのかを探るものでした。

調査結果の概要

調査の結果、猛暑日の休日には「必要な用事があるときだけ外出する」という人が最も多く、全体の45.1%を占めました。これは、特に50〜60代の世代において「必要な用事があるときだけ外出する」という意見が半数に達するなど、外出に対して慎重な姿勢が確認されました。

また、外出する時間帯を見てみると、「朝のうち（～11時頃まで）」が42.2%を占めており、特に30〜60代の世代ではこの時間帯に外出する割合が高い傾向があります。これにより、多くの人々が暑さが本格化する前に活動を済ませることを心がけていることが伺えます。

外出理由と利用施設

外出する理由としては、「買い物や美容院などの用事や予約」が47.6%と最も多く、特に女性からの支持が高いことも特徴的です。猛暑の中、用事を完了させるために出かける人が多いことがわかります。

さらに、猛暑において利用される屋内施設は、「スーパーマーケットやドラッグストア」が55.5%、次いで「ショッピングセンターやモール」が40.3%と2位にランクインしました。これらの施設は、冷房が効いているため、暑さを避ける場としても選ばれています。

自宅での過ごし方

一方で、自宅で過ごす際の行動も興味深い結果が出ています。「インターネットやSNSの閲覧」が45.9%で最も多くを占め、次いで「テレビ番組の視聴」や「動画配信サービスの利用」が続いています。猛暑日の休日に、自宅でのんびりとスクリーンを眺める時間が好まれていることが浮き彫りになりました。

また、「昼寝や体を休めること」や「掃除や片付け」も多くの人々の行動としてあげられています。ゆっくりとした時間を過ごすことで、身体と心のリフレッシュにつながっているようです。