サイカルトラスト特許公開
2024-12-26 20:06:26

サイカルトラストが米国で公開した特許技術とその展望

サイカルトラストが米国で公開した特許技術



この度、サイカルトラスト株式会社は、独自の発明に関する特許が米国で正式に公開されたことを発表しました。この特許の公開は、サイカルトラストが持つ技術的優位性を証明するものであり、国際的な特許技術の競争力を示す重要なステップです。

特に注目すべきは、同社が開発した“Web3×AI”による真正性担保グローバルエコシステム「鑑定証明システム」が、グローバル市場での需要に適合していると評価されたことです。これにより、サイカルトラストは海外市場への事業展開を一層推進する意向を示しています。

特許取得の実績



サイカルトラストが取得した特許は、世界で通用する分散型台帳技術(DLT)を駆使した「トラスト基盤」に関するものです。以下、同社の特許技術の概要を見ていきましょう。

1. 特許番号:第6894033号
EP特願:3926569
物理資産を中心にした真贋証明とサプライチェーンのトレーサビリティを担保するマルチシグネチャー認証を活用した特許です。

2. 特許番号:第7371301号
PCT/JP2022/040241(国際査定通過済み)
フィジカル財とサイバー財に関する所有権と真正性をトークン(NFT)を用いて確保する技術です。

3. 特許番号:第7367270号
PCT/JP2023/017529(国際査定通過済み)
ハッシュ化された識別子やトークンなど、複数の認証要素をブロックチェーンで記録し、不正を防止します。

4. 特許番号:第7477937号
PCT/JP2023/017746(国際査定通過済み)
この技術は、複数のAIを活用して、サプライチェーンの監視と真正性確認を行うものです。

特許申請の進展と未来展望



現在、サイカルトラストは台湾をはじめとするアジア市場での特許出願を進行中です。その一方で、取得済みの特許を基にした新しい特許申請にも取り組んでおり、将来的な「トラスト基盤」の更なる実現を目指しています。

また、同社は多様な企業との共創も積極的に進めており、特許技術を基盤にした共同プロジェクトの構築を模索しています。資金調達の活動も行っており、これにより技術開発と市場拡大への意欲を示しています。

サイカルトラストの事業内容



サイカルトラストは、分散型台帳技術を駆使した多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、「鑑定証明システム」の導入支援や、ブロックチェーンシステムの開発、さらに「サイカルNFTマーケットプレイス」の運営などです。これにより、サプライチェーンの透明性や製品の真贋確認を可能にしています。

  • - 鑑定証明システム: 不正を防ぐためのAIやブロックチェーン技術を利用したグローバルエコシステム。
  • - サイカルNFTマーケットプレイス: 物理的な資産とデジタル資産を結びつけ、真贋証明を伴う新しい取引の場を提供します。

今後、サイカルトラストはさらなる技術革新を進め、国際標準規格としての地位を確立しつつ、グローバルなビジネス展開を目指します。

まとめ



サイカルトラストの特許技術は、今後のビジネス戦略において重要な要素となるでしょう。その革新性は国内外での需要を反映し、さまざまな市場において競争力を発揮することが期待されています。特許の公開を契機に、さらなる発展に向けた取り組みが注目されます。


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会社情報

会社名
cycaltrust株式会社
住所
東京都港区南青山1-12-3LIFORK MINAMI AOYAMA (S105)
電話番号
03-5843-1460

トピックス(経済)

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