5年前より免疫力が低下したと感じる人は3割超！免疫力向上のための意識と対策を探る

5年前と比べて免疫力は低下傾向？ - 実態を探る調査結果 -

近年、健康に対する意識が高まる中、自身の免疫力について気にかけている人は少なくありません。しかし、実際のところ、私たちの免疫力はどのように変化しているのでしょうか？

マイボイスコム株式会社が行った「免疫力」に関する調査結果によると、5年前と比べて免疫力が向上したと感じる人はわずか9%にとどまり、逆に低下したと感じる人は34%に達しました。特に、女性70代では4割以上が免疫力低下を感じているという結果が出ています。

免疫力低下を感じている人の共通点とは？

では、免疫力低下を感じている人は、具体的にどのような症状に悩んでいるのでしょうか？

調査結果によると、直近1年間に気になった症状として最も多かったのは「疲れやすい、だるい」で、3割以上の回答者が挙げました。特に女性では4割強が「疲れやすい、だるい」と感じていることが分かりました。

また、年齢層別に見ると、女性若年層では「風邪をひきやすくなった、ウイルスに感染しやすくなった」「肌が荒れる・かゆみ・湿疹など」「落ち込む、イライラする、精神的な不安定」といった症状が多くみられました。一方、女性30～40代では「風邪や病気の治りが悪い」という声が目立ちました。

免疫力向上への意識 - 健康維持への強い関心 -

では、人々は自身の免疫力をどのように向上させたいと考えているのでしょうか？

調査結果によると、免疫力を向上したいと思った理由・きっかけとして最も多かったのは「健康維持・向上のため」で、5割以上の回答者が挙げました。これは、健康に対する意識が高まっていることを示唆しています。

また、「風邪やインフルエンザの予防」「新型コロナウイルスの予防」「病気の予防や早期回復をしたい」といった具体的な目的を持つ人も多く、現代社会における健康への不安や関心の高さを反映していると言えるでしょう。

免疫力向上のための具体的な取り組み - 食生活、運動、そして心のケア -

調査では、免疫力向上のために行っていることとして、「バランスのよい食生活」「腸内環境を整える」「手洗い・うがいをする」といった基本的な対策が上位に挙がりました。特に女性では、これらの対策に加えて「身体を温める・冷やさない、血流をよくする」という意識も高いことが分かりました。

具体的な食事面では、「栄養バランス」「一日三食食べる」「発酵食品を摂取する」「乳酸菌を摂取する」「食物繊維を摂取する」といった意識が高く、食生活を通して免疫力を高めようとする人が多いようです。

免疫力向上のためのヒント - 意識と行動をプラスに -

今回の調査結果から、現代社会において免疫力に対する関心が高まっていることが改めて明らかになりました。

免疫力向上には、バランスの取れた食生活、適度な運動、十分な睡眠、ストレスの軽減など、様々な要素が大切です。日々の生活の中で、これらの要素を意識的に取り入れることで、健康的な生活を送ることができると考えられます。