創業117年目の貝印、新たな挑戦を見据える
2025年4月1日、貝印株式会社は2025年度の「KAIグループ入社式」を行い、22名の新卒新入社員を迎え入れました。この入社式は、岐阜県関市に本社を構えるカイインダストリーズの社員ホールで開催されました。
入社式の模様
今年度の式典には、遠藤浩彰代表取締役社長兼COOのほか、役員陣が出席し、新入社員への温かいメッセージが送られました。遠藤社長は「KAIファミリーとしての心構え」を伝え、新入社員には誠実さ、謙虚さ、感謝の気持ちを持ちながら未来を切り開く姿勢を求めました。
式典の中では、新入社員一人ひとりの名前が呼ばれ、緊張した面持ちの中で辞令を受け取る場面がありました。また、総合職の山本映さんが代表として挨拶をし、将来への誓いを力強く伝えました。
先輩社員からのアドバイス
入社2年目の武藤光流さんが新入社員たちに向けて、実体験に基づいたアドバイスを行いました。先輩社員によるこのようなサポートの重要性を感じる濃密な時間となったことでしょう。
特別なウェルカムギフト
新入社員には「刃物で未来を切り開く」という思いを込めて、名入りの包丁が役員から贈呈されました。この心温まる贈り物は、新しい仲間となることへの感謝と今後の期待を表しています。
KAIグループの歴史と理念
創業117年目を迎えた貝印は、1908年に岐阜県関市でポケットナイフの製造を始め、伝統を尊重しながらも、新たな挑戦を続けてきました。「野鍛冶の精神」を大切にし、使い手のニーズに耳を傾けて商品を展開してきたKAIグループ。その根底には利用者への思いやりが感じられます。
社長のスピーチはとても印象的で「誠実」、「謙虚」、「感謝」という3つの姿勢を大切にし、社会人生活を通じて成長し続けることが期待されています。新入社員にはこれからの長い社会人生活を通じて、企業人としてだけでなく人間としても成長するよう促されました。
未来を見据えたKAIグループ
今回の入社式は、貝印にとって新たなスタートを象徴するイベントとなりました。新しい22名の仲間とともに、さらなる発展を目指して企業の将来を見据えた挑戦が続いていくことでしょう。今後のKAIグループの活躍に期待が高まります。
会社概要
貝印株式会社は東京都千代田区に本社を置き、世界中で廃刀礼を受けた刃物の需要に応えるため、カミソリや調理用包丁、医療用具などおよそ1万点の製品を展開しています。その理念は「切れ味とやさしさ」であり、常に時代の先端を走り続ける姿勢が重要視されています。これからもKAIファミリーとして、共に成長し、より良い未来へ進んでいくことを約束します。