エンジン修理棟誕生
2025-01-27 15:17:57

鶴ヶ島工場に新しいエンジン修理棟が誕生!2026年稼働予定

新たな修理拠点が鶴ヶ島工場に誕生



埼玉県鶴ヶ島市に位置するIHIの民間航空機用エンジン整備拠点が、新たに修理棟を建設することになりました。この新棟は、PW1100G-JMエンジンの部品修理を専門に行う予定で、2026年内の稼働を目指しています。

エンジンの重要性



航空機の運航には多くの要素が必要ですが、その中でもエンジンは特に重要な役割を果たします。航空エンジンは約30万点もの部品から成り立っており、20年以上にわたるライフサイクルの管理が必要です。これにより、航空機の安全で快適な運航が保証されます。IHIはこの分野での経験を生かし、高品質なサービスを提供しています。

修理棟の機能と内容



新設される修理棟は、延床面積約8,000㎡を持ち、特にPW1100G-JMエンジンのファンケースやファンブレード、IBR(統合回転翼)などの部品に焦点を当てています。この修理棟では、IHIが自ら設計・製造を行う部品の高付加価値な修理が期待されており、業界内での技術競争力を高めるものと見込まれています。

先進的な生産体制



IHIは、同じく整備事業を手がける瑞穂工場と連携し、修理棟の新設による生産性向上を図っています。また、自動化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、効率的な運営を実現する計画です。これにより、お客さまに対して迅速で高品質な修理サービスを提供し、航空業界全体の発展に寄与します。

世界与える影響



鶴ヶ島工場や修理棟の新設は、日本国内だけでなく、国際的な航空機エンジン市場にも影響を与える可能性があります。IHIは、エンジンの設計からメンテナンスまでのライフサイクル管理を行い、国際共同開発事業にも積極的に参加しています。これにより、グローバルな航空輸送のサポートを強化し、業界全体の競争力を向上させることを目指します。

まとめ



埼玉県鶴ヶ島市のIHI工場に新たに整備される修理棟は、航空エンジンの高付加価値な部品修理を行う重要な拠点としての役割を果たします。2026年の稼働開始を予定しており、これからの航空業界における重要な変革となるでしょう。IHIの技術力と生産性向上に期待しつつ、今後の進展を見守りたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社IHI
住所
東京都江東区豊洲三丁目1-1豊洲IHIビル
電話番号
03-6204-7800

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