株式会社TOKYO GameFiの新たな資金調達
2025年2月、株式会社TOKYO GameFiが実施したシードラウンド2期で、総額約10.5億円の資金調達を行ったことが発表されました。
この調達により、累計資金調達額は18.5億円に達しました。今回の資金調達は、SBIインベストメント株式会社およびデジタルハーツホールディングスを引受先とするものであり、同社はWeb3プロジェクトの新たな可能性を模索し続けています。
代表取締役社長の山本太郎氏は、「新規出資を決めて下さったSBIグループ様とデジタルハーツホールディングス様に感謝申し上げます。また、創業以来、支えて下さった初期投資家のgumiやCygames、サイバーエージェントグループにも心より感謝いたします」と述べています。
TOKYO GameFiのビジョン
2021年にAxie Infinityの成功を受け、Web3、エンターテインメント、グローバル市場に焦点を当てた事業戦略が練られました。2022年の設立以来、社員一同はその想いを持ち続け、優れたクリエイティブ制作に注力しています。特に、現在gumi社で開発中の「TOKYO BEAST」は、独自の世界観と高いクリエイティブ品質が国内外で評価されています。
今回調達した資金は、引き続きグローバルに展開されるWeb3市場へのターゲットを絞った技術強化やクリエイティブ出力の向上に使う計画です。特に、優秀な人材の採用や新システムへの投資が進められることでしょう。
社名変更の意義
さらに、2024年10月には社名が「CA GameFi」から「TOKYO GameFi」に変更されました。この新しい社名は、サイバーエージェントグループの一員としての位置づけを脱却し、Web3における東京の拠点としてのアイデンティティを強調するものです。このことにより、より多様な投資家やパートナー企業を迎え入れる姿勢を明確にし、日本を代表するコンソーシアム型Web3企業としての成長を目指しています。
資金調達の概要
シードラウンド2期(2025年2月)
- SBIインベストメント株式会社
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- その他2社
シードラウンド1期(2023年7月)
- 株式会社gumi
- 株式会社Cygames
会社概要
- - 社名:株式会社TOKYO GameFi
- - 所在地:東京都渋谷区宇田川町42-2
- - 設立:2022年3月23日
- - 資本金:414,553,508円(2023年8月現在)
- - 代表者:代表取締役社長山本太郎
- - 事業内容:Web3プロジェクトのコンセプトメイクやアートデザインの監修・制作
- - コーポレートサイト:TOKYO GameFi
新たな資金調達を経て、TOKYO GameFiが今後どのような成長を遂げるのか、熱い視線が注がれます。