更年期女性のデリケートゾーンケア、フェムテックブランド「Femtur」がセミナー開催！

更年期女性の悩みを解決！フェムテックブランド「Femtur」がセミナーを開催

デリケートゾーンケアブランド「Femtur（フェムチャー）」を展開するアンファー株式会社は、2024年6月21日～23日に開催された「ラキャルプフェス2024」にて、更年期女性のデリケートゾーンケアに関するセミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、「更年期×フェムケアについてみんなで語ろう」をテーマに、クレアージュ東京レディースドッククリニックの婦人科顧問・大島乃里子医師と、アンファー取締役・吉岡真実子が登壇。更年期世代の女性が抱えるデリケートゾーンの悩みについて、お客様の声を交えながら具体的な解決策を探りました。

更年期とは？女性の誰もが経験するホルモン変化

まず、更年期そのものについて大島医師が解説しました。更年期は、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌量が低下することで起こるもので、誰でも経験する自然な現象です。しかし、女性ホルモンの分泌量は、年齢とともに徐々に減少していくのではなく、増減を繰り返しながら変化するのが特徴です。そのため、ホットフラッシュと呼ばれる「ほてり」や「発汗」などの症状が頻繁に現れることがあります。

更年期の症状は、心身に様々な影響を与えるため、正しい知識を得て適切なケアを行うことが大切です。

デリケートゾーンの乾燥に悩む更年期世代

セミナーでは、フェムチャーを購入した40～50代のお客様から寄せられた「更年期を迎えてからデリケートゾーンの乾燥が気になるようになった」という声を紹介しました。中には、「デリケートゾーンの痛みがひどく、自転車のサドルに座ることができない」という方もいるそうです。

大島医師によると、更年期のデリケートゾーンの乾燥は、エストロゲン低下によるものが主な原因です。ホットフラッシュなどの症状は3年ほどで落ち着きますが、乾燥などの症状は加齢とともに進行してしまうため、適切な対策が必要です。しかし、デリケートゾーンは触ってはいけないものだと考えている女性も多く、具体的なケア方法がわからないという声も少なくありません。

知ってほしい！更年期に起こる「GSM」

セミナーでは、「GSM」と呼ばれる症状についても説明がありました。「GSM」とは、閉経関連泌尿生殖器症候群のことで、エストロゲン低下によって起こるデリケートゾーンの乾燥、尿漏れ、性交痛などの症状を包括的に表す言葉です。国内では、デリケートゾーンの悩みを総称して呼ぶことが少ないため、「GSM」という名称はあまり知られていません。

「GSM」のケアとしては、クリニックでの軟膏やホルモン補充療法の処方のほか、専用の洗浄料で優しく洗ったり、オイルやクリームで保湿するなどのホームケアが大切です。

女性同士でも話しにくい尿漏れについて

セミナーでは、女性同士でも話しづらい尿漏れについても詳しく解説されました。参加者からは、「人に相談しにくいため、自分だけが尿漏れを経験しているのではないかと不安になる」という声も上がりました。

これに対して大島医師は、「40代を過ぎると、ほとんどの女性が“ちょこっと漏れ”を経験するのではないか」と回答しました。更年期に起こる尿漏れの原因は、加齢による骨盤底筋の低下が関係しているとのこと。肥満も尿漏れのリスクを高めるため、普段から健康的な生活を心がけることが大切です。

更年期を快適に過ごすための3つのポイント

セミナーの最後には、大島医師から「更年期を快適に過ごすために女性に意識してほしいこと」として、以下の3つのポイントが紹介されました。

1. 正しい知識を得て自分の心身を理解すること
2. 健康に投資すること
3. 楽しく過ごすこと

更年期は、正しい知識を知っていれば、対策できることがたくさんあります。自分自身の心身について理解を深め、健康的な生活を送るように心がけましょう。

フェムテックブランド「Femtur」について

「Femtur」は、女性のデリケートゾーンケアに特化したブランドで、2022年11月に誕生しました。ティーンからミドル世代までの女性ホルモン変化に寄り添い、乳酸菌による膣ケアを通して、女性の美と健康をサポートしています。現在、洗浄料、ミスト、オイル、サプリメント、吸水ショーツなど、幅広い商品を展開しています。

「Femtur」は、更年期世代の女性がデリケートゾーンの悩みを我慢せずに、楽しく快適に過ごせるように、正しい知識や情報を発信し続けていきます。