アジアンブリッジ資金調達
2018-06-05 11:00:53

アジア市場への扉を開く。アジアンブリッジが3億円資金調達を実施

アジア市場への挑戦



越境ECを手掛けるアジアンブリッジが、3億円の資金調達を実施しました。この資金調達は、台湾を中心としたアジア市場への拡大を目指す体制の構築に充てられます。アジアンブリッジの代表である阪根嘉苗氏は、アジア・ASEAN地域の消費者に日本製品を届けるという理想を実現するため、今回の資金調達を重要なステップと位置付けています。

アジアンブリッジのビジネスモデル


アジアンブリッジは、2017年に始まった日本商品向けの越境EC支援を行う企業です。彼らの主な手法は、サブスクリプションモデルを採用しており、アジアの消費者に日本の商品を定期的に提供する仕組みを構築しています。現在、彼らは約50社の企業と提携し、台湾を第一拠点としていることも特徴的です。アジアンブリッジは、現在のアジア市場におけるサブスクリプション型販売手法の約50%のシェアを占めています。

商品管理の新しい形「bamb」


アジアンブリッジが開発した「bamb(バンブ)」は、現地に会社を設立することなくアジア各国で在庫を持ち、通販を展開できるクラウド型システムです。このシステムでは、在庫管理や会計処理を一元化し、ビジネスの効率化を図っています。

課題を解決する取り組み


アジアへ進出したい日本企業にはさまざまな障壁があります。物流や決済の課題に直面し、効果的なアプローチが難しいのが現状です。アジアンブリッジは、こうした問題を解決するためにbambを開発しました。これにより、企業はあたかも現地に拠点を持っているかのように、スムーズに通販を展開できます。

さらに、現地のマーケティングや許認可手続きなどもアジアンブリッジがサポートすることで、企業は多くの煩雑な作業から解放されます。この取り組みが企業にとってのリスクを低減し、挑戦しやすい環境を提供しています。

将来展望と資金使途


今回調達した3億円は、bambの機能強化や、ASEAN市場への展開を視野に入れたオペレーション体制の強化に使用されます。現時点ではbambはβ版ですが、今後はより多くのクライアントに利用してもらえる状況を目指して開発を進めるとのこと。

阪根社長は、資金調達を通じてより多くの日本製品をアジアの消費者に届け、彼らに日本商品の魅力を広めていきたいと語っています。アジアンブリッジの今後の成長が期待されます。

企業情報


アジアンブリッジは東京都千代田区に本社を構えており、越境EC市場での影響力を高めています。今後の動向から目が離せません。

会社情報

会社名
アジアンブリッジ株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-2-2東宝日比谷ビル9F
電話番号

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