ウエルシア薬局、埼玉県でフードドライブを実施し地域支援を強化

ウエルシア薬局のフードドライブが埼玉県で始まる

ウエルシア薬局株式会社は、2025年10月20日より埼玉県内の30店舗においてフードドライブの取り組みを開始します。この活動は、フードロスの削減と地域の食生活支援を目指しており、地域住民の皆さまから無駄に廃棄されている食品を有効活用することを目的としています。

フードドライブの背景と目的

ウエルシア薬局は、持続可能な社会の実現に向けて様々な活動に取り組んでいます。環境省が主催する3R（リデュース・リユース・リサイクル）推進月間への参加や、加工食品の納品期限緩和を通じてフードロス削減を進めています。

また、地域社会との連携を重視し、農産物の有効活用を促進する商品販売やエシカル消費の推進にも力を入れてきました。今回、新たにフードドライブを開始することで、食品を必要としている方々や子ども食堂などの公益法人フードバンク団体に寄贈する機会を増やし、食を通じた支援を強化します。

フードドライブの詳細

ほかの支援活動に加え、フードドライブの開始に際し、ウエルシア薬局の店舗には回収ボックスが設置されます。地域住民が持参する対象食品は、以下の条件を満たす必要があります：

- 未開封の食品
- 賞味期限が残り2か月以上のもの
- 常温保存が可能な食品
- 製造者または販売者が表示されているもの
- 成分またはアレルギー表示がされているもの

受け付ける具体的な食品の例としては、乾麺（パスタやそうめん）、缶詰、レトルト食品、粉ミルク等があります。一方で、アルコール類や手作りの食品、金券類、サプリメントは対象外です。

地域への取り組みと健康ステーションの目指し

ウエルシア薬局は、企業理念「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」に基づき、地域の皆さまの健康維持・増進に努めています。2030年までには「地域 No.1 の健康ステーションの実現」を目指し、未病や予防、治療、介護など、幅広い側面で地域貢献を行います。

さらに、移動販売車「うえたん号」を運行し、お買い物が困難な地域での支援を強化し、コミュニティスペース「ウエルカフェ」で地域住民との交流を図っています。