JAXA発スタートアップが進化する不動産市場
株式会社WHEREは、宇宙技術を基にした不動産AIツール『WHERE』を開発・提供しており、その最新情報としてリビン・テクノロジーズ株式会社との業務提携を発表しました。両社は、データ活用を有効に進め、非公開の不動産情報を市場に供給する新たなプロジェクトに取り組みます。
業務提携の背景
特に注目すべきは、今後の不動産業界での重要な課題解決を目指している点です。これまで不動産を売却する際の大きな壁は、売却したい物件とそのオーナーとの接点を見つけることでした。従来の仲介方法やリスト購入では情報収集に手間がかかり、時には反響につながらないことも多かったのです。
そこで、株式会社WHEREが持つ衛星データとAIを駆使した『WHERE』は、潜在的な売却オーナーの特定やアプローチを支援する機能を持ち合わせています。また、リビン・テクノロジーズは、エンドユーザーと不動産会社との橋渡しをする『リビンマッチ』というプラットフォームを運営しており、両社のデータを組み合わせることで新たなビジネスチャンスを生み出そうとしているのです。
実証実験の内容
今回の業務提携の一環として行われる実証実験では、リビン・テクノロジーズが提供する『リビンマッチ』を活用し、不動産オーナーの過去のデータを分析。特に売却意欲の高い地域を『WHERE』上で可視化するヒートマップ機能の開発を目指します。
これにより、ユーザーは一括査定の傾向を地域単位で直感的に把握でき、効率的かつ戦略的にアプローチエリアを選定できるようになります。作成されたヒートマップは、今後の戦略的な不動産ビジネスにおいて重要な役割を果たすことが期待されます。
将来の展望
WHEREは、単なる不動産探索ツールに留まらず、取引創出までを支援する「Deal Tech」企業への進化を図っています。両社の連携を通じて、ユーザーに対して取引機会を効率的に提供し、地権者との接点を拡げる仕組みを確立することを目指します。
この提携は、新たな不動産市場の潮流を生む可能性を秘めており、今後の進展に大いに期待が寄せられます。合同で行う実証実験を通じて、これらの新たな事業機会が実現することで、業界全体に新しい風を吹き込むことでしょう。
会社概要
本社:東京都文京区湯島四丁目1番16号Gate Cross HONGO 7階
代表者:阿久津 岳生(CEO)
設立:2022年2月22日
事業内容:不動産AIツールの開発・販売
本社:東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル8階
代表者:川合 大無(社長)
設立:2004年1月
事業内容:住生活領域特化型DXプラットフォームの運営
これからの不動産業界の発展に向けて、株式会社WHEREとリビン・テクノロジーズの取り組みを見逃せません!