新型AMRの登場
2025-07-08 14:29:01

株式会社リンクスが新型2000kg可搬AMRの提供を開始

株式会社リンクス、2000kg可搬の新型AMRを発表



株式会社リンクス(東京都品川区)は、来たる2025年7月より、中国最大の産業用機器メーカーHuaRay Technology社が展開する「iRAYPLE」ブランドの自律搬送ロボット(AMR)2000kg可搬モデルの提供を開始することを発表しました。この新型ロボットは、特に物流倉庫や製造現場で求められる重量物の自動搬送に対応しており、多様化するニーズに応える革新的な製品です。

iRAYPLE AMRシリーズの進化



これまでのiRAYPLE AMRシリーズでは最大1500kgの可搬モデルを提供していましたが、現場からは「より重い設備や資材を自動搬送したい」という声が多く寄せられていました。この新モデルは、そのニーズに応え、最大可搬重量を2000kgに引き上げることで、従来モデルでは実現できなかった大型パレットや重い金型の搬送も可能になりました。

全方向移動設計の特長



新型AMRは全方向に自在に動ける設計が特長で、狭い通路や複雑なレイアウトの中でもスムーズな搬送作業を実現します。これにより、作業効率の大幅な向上が期待されています。また、潜り込み式リフト機構を採用しており、パレットや棚の自動ピックアップが可能です。

安全性の確保



従来のモデル同様、360度の障害物検知機能を装備しており、人とロボットが共存する環境でも安心して利用できる設計になっています。前方・後方にLiDARセンサーとToFカメラを標準装備することで、安全な搬送を実現しています。また、モジュール設計によりメンテナンスが容易で、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。

本モデルの仕様



新型のスペックとして、以下のような特長があります。
  • - 寸法: 1179 x 1938 x 305mm
  • - 可搬定格荷重: 2000kg
  • - 回転直径: 2215mm
  • - 最大速度: 1200mm/s(非搬送時)
  • - 停止位置精度: ±5mm(コード/テクスチャ)、±10mm(SLAM)

これらのスペックは、現場での運用をよりスムーズにし、効率的な作業環境を提供します。

今後の展望



株式会社リンクスは、今後も多様化・大型化する搬送ニーズに応じた製品展開を強化していく方針です。日本国内の生産性向上と省人化を目指し、さらなる技術革新に注力し続けると共に、産業界全体の効率化に貢献していくことでしょう。従来のAMRにはない大きな可能性を秘めた新型2000kg可搬モデルに、今後も注目が集まります。

この新製品に関する問い合わせは、リンクスロボティクス事業部までお願いします。


さらに詳しい情報は、iRAYPLE AMR製品ページをご参照ください。


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会社情報

会社名
株式会社リンクス
住所
東京都品川区上大崎2-24-9アイケイビル5F
電話番号
03-6417-3371

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