食の安全への不安
2024-07-03 12:58:06

添加物への不安が6割超! 食の安全に対する意識調査で明らかになった日本人たちの本音

食の安全への不安、5割超!添加物への懸念が根強い - マイボイスコム調査



マイボイスコム株式会社が2024年6月に実施した「食の安全」に関する調査で、食の安全に対する不安を感じている人が5割強という結果が出た。これは、2021年の調査結果と比較して微増しており、食の安全に対する関心の高まりがうかがえる。

添加物への不安が6割超!



調査では、食の安全に対する不安を感じている人に、具体的にどのような事柄に不安を感じているのかを尋ねたところ、「添加物」が64.2%と最も高い割合を占めた。次いで、「輸入食品の安全性」と「残留農薬」がそれぞれ5割前後となり、これらの項目に対する不安が根強いことが明らかになった。

注目すべきは、「異物・毒物の混入」への不安が2021年調査と比べて増加している点だ。これは、近年、食に関する様々な問題が報道されるようになったことが影響していると考えられる。

女性10・20代では「食中毒菌」「異物・毒物の混入」への不安が強い



年代別に見ると、女性10・20代では、「食中毒菌」と「異物・毒物の混入」への不安が特に高い傾向が見られた。これは、若い世代が食に関する情報に敏感であり、安全面への意識が高いことを示唆している。

食品購入時に注意する点は?



食品を購入する際に、消費者は様々な品質表示や説明書きを参考にしている。調査結果によると、「期限表示」を注意深く確認する人が最も多く、73.1%の人が「必ず確認する」と回答した。次いで、「原産国、生産地」を気にする人が60.9%、「原材料」と「製造年月日」をそれぞれ40%台の人が確認している。

食の安全への意識、行動は?



食の安全に対する意識や行動として、最も多かったのは「賞味期限・消費期限を気にする」で、51.5%の人が回答した。続いて、「原産地を気にする」が40.4%、「国内産の食品を買うようにしている」が34.9%という結果になった。

特に食の安全に不安を感じている層では、「原産地を気にする」と「食品添加物を気にする」が上位2位を占め、食の安全に対する意識の高さがうかがえる。

食の安全に対する意識は高まっているが、不安は根強い



今回の調査結果から、消費者の食の安全に対する意識は高まっている一方で、不安は依然として根強いことが明らかになった。特に添加物や輸入食品の安全性に対する懸念は強く、消費者の間では、安全で安心できる食品を求める声が高まっていると言える。

企業は、消費者のこうした声に耳を傾け、食の安全に対する取り組みを強化していく必要がある。また、消費者自身も食に関する情報収集を積極的に行い、安全な食品選びに努めることが重要となる。


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