タカラトミー、社員の成長と働きがいを重視した人事制度改革を発表!
株式会社タカラトミーは、社員一人ひとりの成長と働きがいを促進し、最大限のパフォーマンスを発揮できる体制を目指し、2024年7月1日から人事制度を刷新しました。
同社は「中長期経営戦略2030」において、「アソビ」づくりに夢中になれる環境を構築する人財戦略Visionを掲げています。今回の改革は、このビジョンを実現するための重要なステップとなります。
ジョブ型人事制度への移行
今回の改革の中心は、従来の年功序列型からジョブ型人事制度への移行です。等級制度、評価制度、報酬制度が大きく見直され、社員のスキルや能力、成果に基づいた評価と報酬体系へと転換します。
具体的には、管理職と専門職の複線型職群制度を導入し、基幹職群内では複数の職種に分類されます。等級数は減少し、早期に管理職または専門職へのキャリアアップを目指せるようになります。
評価制度では、結果・成果を査定し処遇に反映するだけでなく、社員の成長を促すための仕組みへと進化します。また、報酬制度は年功賃金要素を廃止し、仕事や成果に基づいたメリハリのある体系へと変更されます。初任給は、四年制大卒で月額約10,000円増の242,000円に改定されます。
充実した両立支援制度で多様な働き方をサポート
タカラトミーは、社員が仕事とプライベートを両立できるよう、様々な両立支援制度も拡充しました。
特に注目すべきは、出産育児祝い金制度の新設です。一子出生につき200万円が支給されることで、出産費用や将来に向けた養育費等の経済的な負担を軽減します。
その他にも、ライフサポート休暇制度の新設、短時間勤務制度の拡大、休業・短時間勤務応援手当の試験導入など、社員が安心して働き続けられる環境づくりに力を入れています。
社員のエンゲージメント向上へ
タカラトミーは、これらの改革を通じて、社員の成長と働きがいを促進し、企業としての持続的な成長を目指しています。社員一人ひとりが自分の能力を最大限に発揮し、夢中になって「アソビ」づくりに取り組める環境を構築することで、企業全体のエンゲージメント向上に繋げたいと考えています。