千葉県が副業人材を公募、第6弾プロジェクト開始で注目集まる

千葉県が副業人材を公募、第6弾プロジェクト開始

千葉県は、エン・ジャパン株式会社が主導する新しい副業人材の募集プロジェクトを2024年8月29日から始めます。このプロジェクトは、地域振興や観光の発展を目指しており、特に行政の課題に対して迅速かつ効果的に対応するための施策の一環です。何度も行われたこの取り組みの第6弾として、リモートワークや副業が可能な6つのポジションを公募することになりました。

プロジェクトの背景

千葉県は2023年に県誕生150周年を迎え、より一層の変革を進めています。熊谷俊人知事の下で、成田空港の機能強化や地域振興など多岐にわたる施策が実施されています。これに伴い「副業人材の登用」が重要な役割を果たしています。実際、2022年からの取り組みにより、14名の副業人材が県庁に参画し、行政の進化を実現しています。

新たに募集される6職種

今回のプロジェクトでは、以下の6つの職種が公募の対象となります。
1. 県産品のブランディング担当
2. 企業誘致戦略アドバイザー
3. 職場環境整備アドバイザー
4. 個別避難計画策定アドバイザー
5. デジタル人材育成担当
6. インフラDX推進アドバイザー
それぞれの職務は、千葉県の特性を生かした業務であり、応募者には専門知識や経験を活かした提案を期待しています。

応募方法とスケジュール

応募受付は2024年8月29日から9月25日まで。応募は『エン転職』『AMBI』『ミドルの転職』などの求人サイトを通じて行えます。特設ページも用意されており、詳しい情報をチェックすることができます。

県の意義ある取り組み

千葉県のプロジェクトを支えるのは、優れた知見を有する民間人材の活用です。総務課長の牧野好二氏は、行政が抱える多様な課題を解決するためには民間の力が不可欠であると述べ、職場環境の整備やDX推進など、幅広い分野での新しい視点が求められていると強調しました。

このプロジェクトは「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」と名付けられており、より良い社会の実現に向けた人材の採用を通じて課題解決に挑む意義深い取り組みです。志のある方たちの応募が期待されており、それぞれの専門性が地域の未来に貢献するチャンスを提供しています。