新しい測量技術「Silky Drive(R)」搭載のトータルステーションiX-1500/700シリーズが登場！

新しい測量技術で現場改革を加速する

株式会社トプコンが、自社のSOKKIAブランドより新たにモータードライブトータルステーション『iX-1500/700シリーズ』を発表しました。この最新モデルは、新開発の「Silky Drive(R)技術」を搭載し、測量技術の進化を遂げています。2025年1月に発売されるこの製品は、測量作業の効率化を目指している業界にとって、見逃せないアイテムとなるでしょう。

Silky Drive(R)技術とは

この新技術は、特に測量作業における急激な環境変化に対応することを目的に開発されました。従来の測量機器は、外部の風や振動、気温などの影響を受けることがあり、その結果、精度が損なわれるケースがありました。そこで、トプコンは独自に開発したモータードライブシステムにより、これらの課題を克服しています。高効率で静音性に優れたブラシレスDCモーター（BLDCモーター）を新たに設計し、すべての駆動機能を一新しました。これにより、従来機に比べて追尾性能が2倍、旋回スピードが10％向上し、迅速な測量作業を実現しました。

コンパクト設計のメリット

iX-1500/700シリーズは特にコンパクトで、業界最小・最軽量クラスに位置します。この特性は、異なる現場環境での持ち運びや取り扱いを容易にし、作業効率の向上に寄与しています。また、直結駆動ユニットの採用により、駆動時の安定性も向上。摩擦を極限まで低減したことで、これまでの測量機器では得られなかった高いパフォーマンスを発揮します。

幅広い活用シーン

トプコンは、今後も建設現場におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、業界が抱える様々な課題を解決するための技術革新を続けていく考えです。iX-1500/700シリーズは、さまざまな測量ニーズに応えるため、用途に応じたモデルと価格設定がされています。自動追尾モデルのiX-1503は4,752,000円、自動視準モデルのiX-703は3,487,000円と、それぞれの機能に応じて、最適な選択が可能です。

結論と今後の展望

トプコンが提供する測量機器の進化は、業界の生産性向上に貢献するだけでなく、施工プロセス全体の効率化にもつながる可能性を秘めています。今後も「医・食・住」の分野における社会的課題解決へ向けて、革新的なソリューションを展開していくトプコンの取り組みに期待が高まります。さらに詳しい情報は、製品紹介ページでご覧いただけます。

株式会社トプコンについての追加情報は、設立から今日に至るまでの成長を知るための重要なリソースとなるでしょう。設立は1932年、現在の代表取締役社長は江藤隆志氏であり、資本金は16,837百万円、社員数は55,56名にのぼります。トプコンは、医療から農業、建設分野に至るまで、建立した「建設工事の工場化」に向けたDXソリューションを提供し、現場のあり方を変革するために尽力しています。